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アクティビスト、フェミニスト、クィアとして活動するとある外国大学関係者の生活の中からの視点。(C)flowfree 初めて寄られる方は、カテゴリ:管理人、の”こんにちは”を読んで下さい


by flowfree
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ブログ引越しです

大学の真相 海外で考える、の場所を移しました。このリンクから行けます

エキサイトも好きですが私は海外にいて、最近映像も簡単に撮れる
デジカメを手に入れたので映像を無料で流せる
ブログに移って自分の記録にもしよう、との考えからの引越しです。

今までお世話になったエキサイトさんにも感謝します。
とても簡単に始められたいいツールでした。

新しいツールを使うのにはまた時間とエネルギーが
かかり使いこなすのにどれだけ掛かるかわかりませんが
どうぞこれからもよろしくです。
# by flowfree | 2006-03-28 17:23 | なんでも枠
アメリカの”グランジ”ブームを知っていた人達にとっては
Nirvanaというバンドを”神様”のように取る人がいる。
特にこのバンドの
メインだったボーカルのカート・コベインがメディアやMTV
の注目を集めバンドも商業的な成功を納めティーンのファッション雑誌を
夫婦と子供で表紙を飾るまでになっていたほどの人気だった時に拳銃で自殺した
ことで余計にセンセーショナルでショッキングな社会的影響を与えた
人間でもあったからだろう。

驚いたのはコベインが自殺した、というニュースが
急に流れた時、私のバンド/音楽仲間だった数人の所に
いつものように遊びに行くとNirvanaのヒット曲を
ギターで引いて”ギャハハー”と笑いばかにしていたことだった。
そんな、死んだばかりの人を・・・と思って
結構ショックで”なんでそんなこと言ってんの!”
と言うと
”え、だって自殺とかしてばかみたいじゃん”
という返事。

それなりにバンドで生きて行こうとしていた
彼らにとってはなんか独りよがりに
売れたら売れたでヤケクソになって売れるバンドの
批判をしたり、自虐的になったり、でもファッション雑誌に
載ったりするコベインが滑稽にみえて
さらに若くして子供が生まれてすぐに拳銃自殺という
ドラマのような終わり方に
”作られた、勘違い悲劇のヒーロー”
の像を見ていたようだった。

彼らは今でもレコード屋を営んでたりバンド活動で
ツアーをしたりしていて地道にやってるのを
思うとなんか気持ちもわからないでもない。

これを思い出したのはこの13歳になった
残されたコベインの子供、フランシスの写真を見たから。
全ての写真の表情がコベインにそっくりなんだなあー。。。
これらの写真を見てコベインってこんな顔だったなあ、と思い出した次第。
奥さんのコートニーが横にいても奥さんを思い起こすような表情を見受けられない。

もう13年経ったのねえ・・・と音楽ライフについて色々とまた考える
機会を与えてもらった。
# by flowfree | 2006-03-25 18:09 | music
生徒の言葉にちょっと感動・・・  (´;ω;`)_b0058997_18525092.jpg今夜教えていた一つのクラスの生徒たちが
和風居酒屋で期末試験の後に
飲み食いに行こう、と言い出した。
ああ、いくつかあるよ、って場所の候補を出していて
NYの雰囲気のところがナイスだ、とか
アソコは安い、とか言っていて
じゃどこに一番行く?って聞かれたのだけど
”いやあ、居酒屋は結局高くつくから私滅多に行かなくてねえ。”
というと生徒が”じゃあおごるとかは。。。”
っていうので”それは残念ながらできないんだよねえー”
というと生徒がみんなで
”違う違う、私達がセンセイにおごってあげる、って言ってんの”
なんてことを・・・
えーん、えーん (´;ω;`)。嬉しいことを言ってくれる。

生徒が質問をしても変わり者上司のお陰で質問に答えられないときがあり、生徒自身も結構大変な思いをしているし、私もそう感じているとわかってくれてるようで(例えば試験の内容を生徒に聞かれても上司のポリシーにより試験を出す私が当日の昼の12時まで全く試験の内容を知る事が出来ないなどーでもイジメじゃないのよ、もう一人の同僚も同じく困っている)。
そしたら生徒が
”上司のうっぷんを居酒屋で晴らせばいいでしょ”
などと笑っていっていた。

”あ、じゃあ一人1ドルづつね”
なんて冗談も言っておいたが(笑)実際に苦学生達に
(まあ大金持ちもいると思うけども)
奢らせるわけにはいかんので気持ちが嬉しかったなあ。

こういう時に嫌な事でもやってることを信じて続けていた
成果というかご褒美を感じられるのね。

やっぱり生徒のためのteaching (教育というお仕事)だということが
ヒシヒシと感じられたときでした
(ってタダメシをもらえそうになっただけで
ここまで評価して感じてしまっていいのか。。。?という疑問はご愛嬌^^)

あ、あと、まさか成績アップの作戦では・・・とそこまでは疑わないことにしますー^^

*大学には教育というお仕事は自分が有名な研究者になること、
有名で権威的で金持ちな学者になるためのステップ、と思っている人が多数います。
私の恩師の教えはこれを覆すもので生徒のための教育、という残念ながら
現在のアカデミアでは珍しい教えなのです。そのためこういう考えの
教師へのサポート率は低いし育ちにくし学界に残りにくいという構造になっています。
# by flowfree | 2006-03-24 16:44 | 教育
映画の告知。もちろん私は行けませんが。
オリエンタリズム、という本を書いた超有名なクリティックです。
文学から社会科学まで多大なる影響を与えた人。
そして当人もアラブ系でアメリカに在住していたのでアメリカにとても
クリティカルだった。数年前に亡くなってしまったーとっても惜しい人物です。

これは値段高いし日本人が作った映画でもあるのでそのうち
もっと安く見れると思いますがサイードの家族(パートナーのようです)がゲストで来るようなので
これは必見でしょう。どなたか行かれる方がいたら感想聞きたいなあ。
しかしなぜに大江健三郎講演付き?これって余計だと感じるのは私だけ・・・?

『エドワード・サイード OUT OF PLACE 〜Memories of Edward Said〜』日本映画 佐藤真監督」完成記念上映会+大江健三郎講演会。
日時:2006年4月29日(土) 14時30分開場
   15時~「エドワード・サイード OUT OF PLACE」上映
   18時~あいさつ:マリアム・サイード
講演:大江健三郎「《後期のスタイル》という思想―サイードを全体的に読む―」
場所:九段会館 大ホール
入場料:当日券:4,000円/前売券:3,500円
※チケットぴあ(Pコード:551-978)にて販売中!
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# by flowfree | 2006-03-20 19:13 | 映画:政治関連
久しぶりに同じ学部の同僚と親交を深めた。
あるトランスジェンダーについての舞台に一緒に行ったのだ。
そしてかなり魅力的な新しい人物ハケーン!
性欲増進の興奮状態を抑えるよう勤めたのですが・・・。

その舞台は
ドイツのナチの頃に
男性から女性のトランスジェンダーで生き残った
Charlotte von Mahlsdorfというドイツ人の
実際の話しを一人舞台で演じられたもの。
2003年にNYブロードウェイで幕開け
それ以来数々の賞を取って各地で演じられている舞台だ。

舞台は良かった。1人舞台だけども
着ているものはずっと変わらないのに違和感が残った。
それもトランスジェンダー役の人物がいつも
来ている黒いワンピースにネックレスという
いでたちのまま一人何役もやっている。
もちろん男っぽいインタビューアーの役もそのワンピースとネックレスのまま。

日本で一人舞台で有名なイッセイ尾形さんとかはどうしてるのだろう。
ちょっと知りたくなった。

帰りにWestin Hotelのバーで一杯飲んだんだけども
そこが以前は壁一面に水が流れているようなカッコいいところだったのに
今は小さくなってただバスケットボールの試合が大きなテレビで
流れているバーに建築しなおされていた。
でもしょうがなく入ったら案の定うるさくてなかなか舞台の
感想の話しもできない。

あきらめ、どーでもいい話にいつのまにかなっていた。
オリンピックのフィギュアスケーター男子の男っぽさや女っぽさについて、
こっちバージョンの料理の鉄人で、鉄人になったシェフの
お店についてなど。

そんななか新しい学生で初めて知り合った人がいた。
いやあ、かっこよかったなあ。。。 *^^*
惚れそうになってしまうので性欲をとりあえず抑圧!
基本的に性欲というのはどんどん自由に探求したいのだが
内輪での惚れた腫れたはだめですよ!
それを批判するのが私の仕事?と思っているので。
ただいつも人のことばっかり言って自分はどうなんだよ!
っていう活動家も多いのでしっかり現実と向き合い、
私達も感情の揺れがあり、理性を保つということを
常に自分に言い聞かせることが必要だ、と書いておきたいですね。
教授だろうが研究者だろうが活動家だろうが
魅力的な人材を見極めるのは大切。
それで他人を批判するのに自己批判をしないのは
自分を可愛がるための政治としか思えません。

まあ滅多に良い人材?と出会える事がないので
この新しい生徒に注目したかったのだけど
実は、私と一番近い存在であり一番苦手な
教授の生徒だということが判明。
先々考えるとこういう子に関わると面倒になるからダメですな。
どこでどう繋がるかわかったもんじゃない。

やっぱり内輪って色んな意味で難しいんだなあ。
とさらにやる気?が落ちて帰るときには興奮度もうまいことに下がって
いたある夜更けでした・・・
# by flowfree | 2006-03-19 17:52 | 女性