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血の雨: 血と拷問とクラシック音楽が放つ凄まじい映画!

b0058997_1653520.jpg血の雨 Blood Rain (2004) -という韓国映画を観てきました。
捜査官が殺人事件を解決に島に来る話。
韓国はこの手の映画すんげー多いですね。
殺人の追憶、でしたっけ?これもそう。これはスンバらしかったー・・・
最近書いたDuelistもそう。
そしてこの血の雨も。ただこの二つは昔の話で。
血の雨は19世紀のお話。
物語はとっても深くてここの韓国映画 血の涙:作品紹介で書かれているのでどうぞ
参照して下さい。

ホラー映画ではなく、ミステリーだそうですが。
以下はちょっと自分の印象でどうにもホラー、というか
内容の深いスプラッタSM映画に考えてしまっているので苦手な人は読むのストップ!

*アジア映画のレポが多い、と思われるかもしれませんが
一応アジア以外のも結構観てるんですよ。
ただ北米にいると欧米映画ばかり観る機会が多くてアジア系の映画がなかなか観られない。DVDなどの選択視も欧米系ほどはあまりないので
アジア系を優先しています。
そしてアジア系を観て文化や歴史を感じられたりするので結構観ているんですが
まだまだ勉強不足の自分には新鮮に見えるものが多いんです。



血の雨:
殺人事件と言っても実は7年前の連続事件に関係があり、
結構色々な複雑な事柄と繋がっている。
島ごとが呪われている、ということ。
不思議で不可解なことがたくさん起きる。
中国と繋がっている政府(儒教で?)
がカソリック教の人物という濡れ衣を着せて
殺してしまったり。

ですがですが!この映画の中での、多分時代を反映しているだろう
拷問のような殺人がすんげえ・・・
(以下は想像したくない内容かもしれないのでスプラッタ映画とかダメな人は読まないで下さい)
1.毒を飲まされ槍で串刺しの刑
2.逆さ吊でボコボコ煮えてる湯に息が絶えるまで浸ける刑
3.顔に濡れた紙を着けられ息が出来ない間に首を木からヒモで引っ張る刑
4.両手両足を90度づつに引っ張られ、体が4つに契られる刑
5.背中から槍を刺し、引っ張って石に頭を砕けさせる刑
6. 丸くてデカい車輪に縄でくくられ体を引っ張られ粉々にされる刑

失敗に終わる刑は一つありますが。
この他に鶏の首をナイフで切て血シブキドバーッてというシーンを何度も。
結構シャーマン(霊を降ろす巫女さん)の迫力ある
憑かれ方も見所で思わず
”この女優さん、撮影中、霊とか、大丈夫だったかな・・・”
と心配になってしまったほど。
まあ韓国のホラーってかなり怖いし、女優さん上手いし。
そして血の雨ももちろん!

始めはちょっと展開が遅いかなー、とか
先がわかるような・・・
と思っていたら途中からドンデン返しのような展開で
結構面白く、深く、哲学のようにもなってきた。
思わずスプラッタしながらも考えられてくるのであります。
”こんな社会状況の中では何が間違いで何が正しいと判断すればいいんだろう”
と良く考えてることでも、こういった状況ではなかなか思ったことがなかったので
新鮮で、観て良かった、と思えました。

しかしこの映画をさらに大作!に見せていて
拷問、血しぶきなども美しいかのように勘違い(って自分だけ?)
させる要因はバックに流れているクラシックの音楽です。
クラシックと言ってもバッハとかのではなく、オーケストラがこのために
作曲したであろう音楽で。よくハリウッドやホラー映画もあるけども
この映画のは超大作オーケストラ・サウンドを提供してくれています。

始めはスプラッタ続きで、前の席のおばさまも途中で席を立ってしまったほど
自分も観続けるべきかなー、っとちょっと考えたのですが
だんだんと”作品”と見えてきてこれは大作じゃねえの?と興奮(アブナイ・・・?)
してきました。なんといっても俳優さんたちの殺気ふるえる演技が
原因でしょう。
あと筆者の変態な部分を刺激されたかもしれません。。。

これはSM好きな人はSMの度合いを見て行ったほうがいいです。
体をちょっと傷つけて血が滲むものを楽しむ方よりも
もうちょっと危険でハードコアSMファンの人にいいんだろうか・・・。
怖い!映画はお勧めしますが、危険な行為はお勧めしません。
どうぞ想像のものだけにして下さいね。
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by flowfree | 2005-10-06 16:40 | 映画:日本含むアジアもの