アクティビスト、フェミニスト、クィアとして活動するとある外国大学関係者の生活の中からの視点。(C)flowfree 初めて寄られる方は、カテゴリ:管理人、の”こんにちは”を読んで下さい


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政治的番組構成に思うこと

「たかじんのそこまで言って委員会」で放送された映像南京大虐殺は本当にあったのか?という番組の動画。3月6日放送
▽南京大虐殺と反日プロパガンダ
◇司会 やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
◇パネラー 三宅久之、金美齢、西村眞悟、川崎泰資、デーブ・スペクター 宮崎哲弥、桂ざこば、遙洋子
  ゲスト:東中野修道(亜細亜大学法学部教授)

日本でも東京にいると見られない番組(関西地区を中心とした限定地域の放送)をネットで見られるのは嬉しいけどもこの番組の構成で
初めから示している肯定/否定派の数にバランスがないところや
司会のたかじん氏のコメントの方向性そしてメインに起用している
教授の意味合いの方向性をみるとどれをとっても
”南京大虐殺があったという理解への反論”主旨番組だったので
この番組自体のプロパガンダなのかと見られざるを得ない。

構成元にされた教授の本だって元々は”なかった”派。そんな教授を呼んで
メインに話させそれに沿ってもと議員と現議員をいれ半数以上の”なかった派”。
”あった派”には一人偉そうな口数の少ない人、2人タレント(遥洋子とデーブ・スペクター)それに後々”なかった派”に寝返った芸人。スペクターも遥洋子も結構話していたがなぜにもっとしっかりした資料を突きつけようとしないか、が不思議。
というか東大で上野千鶴子の授業をとって議論という名の喧嘩を学び
本をだして印税で結構もうかった彼女がここまで資料を出して議論を
しようとしないところに”ああ、わざとしてないな”というのが見える。
芸能界で生き延びる、このテレビ局にお世話になっている、
女として、議員もいるし、と色々考えた後の想定内の中途半端な
反論なのかもしれない。ちゃんちゃらおかしい。
上野さんの生徒だとあの程度、という噂もあるが。

元々”なかった派”の教授が自分の著書を出して南京虐殺の写真が
嘘だ、という検証をしてる、とわかっていたなら
それに反する本や、元軍人の虐殺体験者の著書なんぞも
あるんだからそれらを反論意見のもとにして出すのは考えられるだろうに。

まあ、あの場で何かを言おうをし反論しよう、と数回試みた、という
事実を評価するべきなのかもしれないが。

デーブ・スペクターもタレントだとしても
日曜の朝のサンデイ・ジャポンの言動を見る限り
ある程度の歴史を建設的に見ている視点はあり
この番組でも一番反論していたけど
こういう頑固議員や教授、
”中国人は人口が10億人いれば1億人くらい死んだっていい、って
思う国民で命の大切さ、という意味では日本人とは違うんだから”
と大問題発言をしている極台湾派/反中国派の金美齢
(第二次世界大戦の時に戦争で明らかに死ぬ、とわかっていても
兵隊を使って神風部隊などを考えた日本政府の実績はどうなんねん)
がいるのだからコレ、っていうアメリカの資料でも出したら
もっとみんなは話を聞いただろう。
正直日本に植民地化された文化(台湾や韓国)から来たエリート、インテリ
は当時の日本語教育の中で評価されていて母国で日本に身を売ったと思われた
節もあったようで後に日本に留学したものもいれば
母国を逃げるように日本に渡った人もいたようだ。
母国に残った仲間のエリートやインテリが中国政府にターゲットとされ殺されたりしていた中、
日本に来ていた反中国政府派は中国批判活動をし、母国にパスポートを略奪されるなどの
プロセスの後日本に亡命をした人が少なくない。
こういった人物は日本に恩も感じながら極端な右派政治への活動を
経験上選択の余地がないともみえる程(金美齢 - Wikipedia参照)行っているようだ。

そういう人物に平等に対抗できる知識を持ってくるのが当然だと思うのだが。
まあやりすぎたら後々が怖いというのもわかるが
やりすぎずにでももうちょっと挑戦できたと思うのだが。

デーブ・スペクターは
もともと日本人は番組の中でも出たように原爆を落としたアメリカ人、って
最後にもってくるところがあるというのは充分経験上わかっているのだから
それを頭に入れた上での議論というのを
そろそろ学び画面でも出したらどうか。
というかやっぱり彼も日本メディアの生き残りを考えてそこまで
できないのかね。生き残りを考えながらでも、公平に検証してもらい、
疑問を残す資料をだす、ということはできるだろう。
そういうところへのこれからの活躍に期待したいのだが。

結局は正月の朝まで生テレビのような状態になっても
見ていて納得はできないが(笑)政治の話をメディアで
出されたときの主旨の流れや趣(おもむき)、傾向、などを
良く観察し、これだって”メディアの歴史の一部”という
認識を持ってそれらの流れの危険性にも注目して行きたいものだ。
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by flowfree | 2006-03-13 09:12 | 権力社会というもの