アクティビスト、フェミニスト、クィアとして活動するとある外国大学関係者の生活の中からの視点。(C)flowfree 初めて寄られる方は、カテゴリ:管理人、の”こんにちは”を読んで下さい


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カテゴリ:sexuality( 7 )

レスリー・ファインバーグ『沈黙を破って』 Makiko T's Website
フェイクレディのひとりごと
Transgenderwarrior.org/Leslie Feinberg

b0058997_16332844.jpgアメリカのクイア活動家ファインバーグのトークに行ってきた。上のリンクでどんなことを唱えているのかは良く書いてあるのだけどもアメリカのゲイ・レズビアンの歴史やアメリカ政府からの差別や暴力、ゲイ・レズビアンと第二次世界対戦の関係、などなど、トランスジェンダーやタチという立場を社会的に分析して、様々な差別されるグループは団結して一緒に解放を目指そう、という運動をしている。

b0058997_1642472.jpg見ての通りファインバーグはよくある女性には見えない。小さいころからそれで色々な
暴力を受けてきた、などと話す。上のフェイクレディの独り言、という三橋順子さんのサイトでは台湾でトランスジェンダーの話しをしに呼ばれた時にファインバーグと一緒だった話しをしている。ファインバーグはとても基本的なことから話し、学界の人間でもそうでなくても誰でも参加できる話しをしていた。平和や戦争やテロなどの話しに繋げうまく性の解放が社会事情と切っても切れない関係というのを表現していた。なかなか人間が出来ている人のようだ。まとめもうまくてどても惹かれた。客はファインバーグの納得行く強く確かな言葉を聞くたびに拍手をした。そして一度質問のコーナーになる前に一旦終わると全員総立ちで拍手。ファインバーグも客に向けて拍手。ちょっと感動するひと時だった。

でも面白いのが質問のコーナー。私のいる町はそれほどガツガツ質問をしないようなちょっと大人しめの町で知られていて質問する人数も少なければ質問する内容もとても無難で、どちらかというと、きてくれてありがとう、などの感謝の言葉を言いたいだけです、という人が多い。私は以前は意見がバシバシ出て刺激的で知られた町にいたのでその頃は良く質問もしたしここぞというように頭もめちゃめちゃ働かせていたのだけど、この町に来たときはガクッと調子が狂い正直つまらなく思ったが最近は慣れてしまった。

だけど一人、町で有名なトランスジェンダーのMTF(男性から女性)の方が質問して興味深かった。この女性は色々と差別を感じて11年ほどずっと町や市やグループと裁判を続けているちょっとした有名人。支援団体とさえも何かあったらしく裁判を続けている。
だけどその支援団体がこのトークのお手伝いもしてるということでお客からの募金が
託されていた。それでこの女性が、それにはちょっと疑問が残る、と言っていた。
良い方向にお金が使われればいいのだけれど、と。それとなかなか私みたいなMTFは支援されない町でもあるんですよ、と。

それでファインバーグは”この問題について、支援団体や関係者の方たち、残って
話し合ってくれませんか”と2度話し、
”この会場にいる皆さんはこの女性を支援してくれますよね。してくれる方は手を挙げて下さい”と言ってほとんどみんなが手を挙げた。

私はもう一日中働いていて夜の9時になっていたのですぐ帰ったのだけども
だけどね、やっぱり人が残って話し合っていたのか、というとそれは疑わしい。
この女性のケースは町では有名で彼女に対してはもう色々なイメージも出来上がってるし、
11年分の誤解や憶測が町中に、特にクイアのコミュニティーに散乱してる。
この女性は声が震えていたし、やっぱりこういうところで公けに
支援を求めるには緊張するだろうし、勇気もいったと思う。
こういったところで色々と話す方が意味があるとも思う。
でもファインバーグがそこでちょっと言ったところでどれだけ変わるのか、ちょっと
考えてしまった。もちろんファインバーグの支援もあったら強い。
だけどある程度既に話し合っていたり、あるいはこれから信頼関係を地道に築かないと
ちょっとした勇気も無駄に終わってしまうのかもしれない、と思った次第だ。
もちろんこの機会に何かが始まる可能性というのは大いにあるのも確かだけども。

ファインバーグの話し、なかなか私も勇気付けられた。
笑えたのがファインバーグを自分のヒーローなんです、と
紹介する自称、ネコのバイの女性教授。
普段はすっぴんのセーターにズボンなのに
この日は大きなイヤリングにおっぱいが半分見えて赤紫のブラが見えるセクシーブラウスに
ひざ上のシースルーのヒラヒラスカート。

あなたの目的は何ですか?と聞きたい。
いや、この人の彼氏もFTMなのでFTMだとなぜか張り切る女性。
時々いますね、こういう方。まあいいや。

日本語では訳されてるかわからないけど上の初めのリンクに色々と
ファインバーグの説明があるので良かったら読んでくださいませ。
かなり頭のよさそうな人格者、という感じのファインバーグでした。
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by flowfree | 2006-02-12 16:59 | sexuality
これはびっくりした。
文学のセクシュアリティーのセミナー授業で
ある教授が読めたら読んで、って出した宿題に
この本を出した。

この中のセクシュアリティーの流れはかなり
激しい。SMにもソフトとハードがあるんだけど
これはハードもいいところ。
性行為の間に首を絞めたり、殺させてくれ、などの
感情の流れが出てくる。
やられる方(女性)が主人公で夏の蒸した温度、湿度、体の汗、匂いを
刺青、ボディピアス、血、性器などの話と残虐な犯罪に繋げ
表現がうまくなかなかSMの興奮と怖さをだしていると思う。

ちなみにこの授業を教えている教授は自分はマゾとのカミングアウトを
私にだけしてくれたことがあり
(結構昔だけど忘れない・笑)
筆者としては彼女がこの本を宿題に出して
生徒に読ませどうやって分析するのか、という
のを知る楽しみが出る。
どうみても他の教授や学生にこんなことを
話しているようには見えないので
私と彼女だけの秘密に勝手に置き換え興奮しているってことなんだけども。

だけど色々あってその授業に参加できなそうだ。
とっても残念。こういうところから最高の羞恥プレイ(大勢の学生がいる中で
特定の人間にしかわからない表現や意味合いを言うと
とっても興奮すると思うんだけど)
が生まれると思うしなんか秘密チックで楽しみなんだけどな、グフフ。

って大学の授業を一体なんに使ってるんだよ、ってことか。
いや、もう大学は学んで考えて分析してヨソに応用する、って
点でどんどんこんな楽しみ増やしていいと思うんだけども。
それにプラトニックなんだしさ(そうじゃないときもあるだろうけど)
それにこういった経歴からこの教授のM度を話せるまでになった
訳だからこれは素晴らしいことだ!という自己完結して
今回はここまで(笑)
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by flowfree | 2005-12-05 07:45 | sexuality
現在こちらは夜中ですがなかなか寝られないのでちょっと・・・性について書く(爆)

b0058997_19355290.jpg日本の女性の間での”ヨン様”はもう社会現象となっているのは誰もが認めることだろう。
韓国人の友人に”ヨンサマって呼ぶんでしょ、日本では”と言われ、
香港でもヨン様は人気なため香港人の友人にも”日本ではヨンサマでしょ?”と言われる始末。
アジア系移民の多い街でヨン様の出演している映画が上映されているときの
初日に偶然その映画館の前を歩いた。そうしたら
前から背の小さめのアジア系中年女性の大群がザッザッと押し寄せてきた。
映画が終わって顔がほころんだヨン様ファンの波だった。
韓国系、中国系、そして日系おばちゃんの幸せそうな顔はなんとも微笑ましいもの
だったが正直クローン人間の大群にもちょっと見えて不気味だったりしたが。

そしてヨン様は日本の女性にとって色々な役割があると思う。
ヨン様を見て癒される人、元気が出る人、夢が持てる人、色々と
話を聞く。ちょっと今回は性的な役割はどうなんだろう、と考えてみた。
いや、たんに個人レベルで考えているだけのことですので。
(性とヨン様を一緒にして不快に思われる方はこれ以上は読まないことをお勧めします)

ヨン様の性的役割、といえど正直、ヨン様のイメージをネットや日本の雑誌、
ニュースから見ると”性”というものを感じない。いや、もちろん感じる方もいらっしゃると思うが自分にはさわやかで、好青年で、イイ人で、という
素敵な方、と言うイメージが強く”いやらしさ”というものを感じた事がなかった。

と同時に北米でかなり韓国からの留学生や移民の方と友人に
なる機会が多かったし、彼らと遊んでいてもいやらしさをあまり
感じたことがなかったからかもしれない。
会話には多少でてくる。初体験の話や、どこの国の人とどこで
恋愛をしたか、など。結構フランクに話してくれる。

儒教の影響で韓国では結婚するまでバージンでいる男女が多い、という
噂を昔はよく聞いた。その次に聞いたのがいや、バージンではいるけども
”最後”まではやらず、それ以前のものはかなり行っている、やり放題だ、という噂。
そして一番最近に韓国の友人に聞いたのは(20代、30代、40代)
テレビドラマなどは子供も見ているので男女が一晩過ごしても
別々の布団に寝ていたりするが実際はみなさん日本とあまり変わらないよ、
と言っていた。彼らは日本の事情をよく知っていて、中には日本人と
付き合っている人も少なくなかった。もちろん韓国人女性とだけ
付き合う人もいた。

ただ日本人男性とちょっと違うのかな、と感じたのは
韓国男性は女性の恋愛事情をあまり聞いてこないことだった。
やんわりとは聞いても直接に初体験のことや過去の恋愛などを
聞いてこない。一度も。男性は結構良く自ら話してくれる。
女性が自分から話そうとしない限り、聞かないという彼らの配慮のようなものを感じた。
それか女性はそういうことは話さないもの、と思う男性が多かったのかもしれない。
実はどうかはしらないが、今のところそう感じることが多い。
まあ彼らは年配の女性や男性がいると多少話の趣(おもむき)
を変えないといけない文化があるので、そういった気遣いもあるだろうが。

ということであまり性的な話も突っ込んではできず、
盛り上がりもそれほどせず、たまに盛り上がるときというのは
女性側が面白がって男性に性の話を聞き出し、特に
バージンにしか見えない男性に色々と話を聞く、という
リアリティの無さの中で楽しむ性の話が多かった。
性的経験が多そうな韓国人男性には性の事をあまり聞けず、
そして経験が無い人に色々と聞く、ということで
どっちにしろ男性から性的なオーラをあまり感じる事がなかった。
現在の韓流役者さんを見るとセクシーな方もおられるが
筆者があった韓国の男性は真面目か面白いけど
性的魅力を感じられなかった。

いや、韓国系日本人(在日韓国人)で留学してきて
会った方には結構なセクシー兄さんいましたけども。
あと北米でそだった韓国系のお兄さんでこれはヤバイ!というくらい
セクシーな人、Hテレビの司会とかしてたりしますし。
韓国ではジムで体を鍛える男女が増えているようで
最近はジムや韓国系レストランで彼らを見ると
マッチョで、セクシーに見える人が増えているようには思える。

b0058997_19312778.jpgそして映画”4月の雪”のヨン様を観て、韓国人男性の魅力的な部分が性的に
広がって見えて来た気がした。
ヨン様のようにイメージ的に”エセクシャル(性がない)”の韓国出身の方
(すいません、今までのイメージの話です)に良く慣れていたし
それ以上期待しなくなっていたのが
この映画でヨン様のエッチな体、そして強烈なフェロモン筋肉をを見て
真面目そうな、良い人そうな韓国人男性の性的可能性というのを
垣間みた気がしたのだ。

まずこの映画の冒頭近くのシーンで個人的に衝撃を受けた。
なんと”ヨン様&コンドーム”という画が出てきまして。
そのシーンは事故でなくなった男女の車から遺品を確認している女性がまずいる。
その次に遺品を見ようとしたヨン様にまず目に入ったのは
透明の袋に入った青いコンドーム。
女性はそのコンドームがあるため遺品を見づらそうにしていた。
それを感じ取りサッとヨン様は自然にコンドームを
手に取り、その女性を思いやってみせた。
(*ヨン様という名前でしかまだ呼べませんがお許しを。)

ヨン様と毒々しい濃~い青のコンドーム。
筆者にとってはさわやかな”日本の家族のみなさん、愛してます”
というイメージしかなかったため、この組み合わせは
これはゴジラ対モスラ、というかゴジラ松井対イチローのように
あってはならない組み合わせのような気がしました。
そこで”お、ヨン様、こうやってみるとコンドームを持ち歩くのが慣れている
ようにいやらしくもみえるなあ。いや、やっぱり持ち歩くだろうなあ、一人の
男性として”
と関心してしまった。映画を観続けていると
やはり長身で長いジャケットやパンツがとってもお似合いだったりして。

b0058997_18452950.jpgそしてそんなヨン様の不倫のセックス・シーン!
これはどうなるのか、と思って何を期待していいのかわからず
見ていると筋肉ムキムキで明らかにたんぱく質で大きくした裸体が!!

撮影時に丁度行っていた写真集のためのトレーニングで
得たという筋肉美を拝む事が出来た。
この写真です、そうです。
こりゃ~あ、いやらしいわ・・・(あっ気に取られる)
これを見て、韓国の男性もなかなかやりますなあ(??)
と勝手に関心。そしてヨン様の明るいイメージと夜のイメージを
勝手に別にして考え、なるほど。以前ウメポチさんが
言ってた、日本のファンでもヨン様を性的に見ている人がいる、
っていうのわかるきがする、と思ったのでした。

ヨン様は優しい、穏やか、などとにかく素敵な王子様で女性のアイドルと
思っていましたが、なかなかそれ以外の役割もしているんだなあ、と
日本のジェンダー構造を考えるとかなり色々な面で
"欠けていたかもしれない”女性の文化を
助けている人なんだ、とふか~く理解したような気がしました。
ヨン様がんばれー。女性の性エネルギーはあなたに向かっているかもしれない!
そして嫌だと思ったら逃げろー。どっちに行っても応援するぞー(笑)

日本女性の未来の性生活をも背負っているかもしれないヨン様。
こりゃあ結構大変な役割かもしれない。
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by flowfree | 2005-10-20 18:52 | sexuality
まずSMというと何を考えるだろうか。
筆者は色々と浮かぶ事がある。
知的なこと、学問的なこと、映画のこと、文学のこと、友人のこと、
恋愛関係のこと、アメリカのあの町の革製品屋さん、
東京のあの店、SM愛好家が多かったあの街のビアン達、
SM衣装がとっても似合わないあのビアン姉さん、
皮だからと言って古着のダサダサ衣装を着てパーティーに来るビアン姉さん、
全く魅力的に見えないSMビアン姉さん軍団
(いや、魅力的な人もいるのにそうじゃない人の姿がどうしても衝撃的で・・・)
プレゼントにあげたムチ、
お手頃だったけど使いこなせなかったムチ、
でかすぎて危なかった蝋燭、
目隠しするのに祭のハチマキを使いその姿に笑いすぎてSMどころじゃなかったこと、
などなど、アホなことから真面目なことまで色々とあります。
でも上手なことはなく、まだまだ色んな面で修行中。

今回ちょっと書いてみようと思ったのは
自分のブログをググッて見たら会員専用の
SMサイトで以前書いた記事が使われていたというのが発覚したから。
いや、最近色々とネット世界はあるのでちょっと試しに
何がでるか見てみたらなんと2件もSMサイトで記事のことが書いてあった。
しかし会員制らしく、そのページにたどりつけない。
でもその記事も結構率直に書いて満足しているものなので
(タイトル:Sと認めなくてもいいですか)
実はかなり嬉しかったのです。

真剣にSMと向かい合っていて良かった、と心から思った次第です。

日本で誇れる文化の大きな一つはやっぱりSM文化だとも感じていまして。
暴力や強制などは全くSMとは思っていないのでちょっと
理解を深めたい方はどうぞ歴史的なものを探して検索をして下さい。
暴力や強制から離れたSMはとっても深い。
その究極というものを学べる文学本、と言えば
沼正三の1957年の最高傑作家畜人ヤプーだろう。

寺山修司も大絶賛の作品だ。
石の森章太郎がまずコミック化し、そしてなんと江川達也が2003年に
コミック化したそうじゃないの。
知らなかった。たまには好きな本について調べてみるものだ。

でも内容は結構重い。かなり考えさせられる。
なぜならヤプーは自虐的。そして人種差別、性差別、奴隷などの
全ての人間がやってはいけないことばかり進んでやる。
もちろん"被害者”の側だがこれは進んでやっているので被害、と呼べないのかもしれない。
この本はマゾ、という観念よりも人間そのものの構造、人間社会全体の構造、というのを一人の
人間から学べる深くて重くてある意味サイエンス・フィクションの創造さを持った作品。

今年になくなってしまった倉橋由美子も沼正三に影響された作品書いているし
(それも良く書けていてかなり気に入っている)。
とっても影響力のある文化を創った沼正三。彼がずっと正体を暴かないところが
またSMをミステリアスに魅せている。
彼はご健在なんだろうか。是非お会いしたい。

また機会があったらもっとSMについて話したい。
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by flowfree | 2005-10-13 17:29 | sexuality
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以前住んでいた町に来ていて。
久しぶりに色々な人と会う。
そしてクイア関係のイベントも多い時期で
結構飲む機会多し。

クイア研究をしている関係者数人で話す。
そして結構派手な事を話す。
セクシュアリティーの自認はお互い違う。

フェム(ネコ)でトランス男性(女性から男性FTM)と長年付き合っているLは
すぐにゴシップ的な話に持っていく。
それで誰にも言っちゃだめだよ、と言って彼氏に全部話す。
”うちらの知り合いの中でヤッてみたい人の名前を一人づつ言っていこう!”

これはとってもリスキーなのだが酔っているからついノッてしまう。
一人が終わるとじゃあもう一人!となって一緒にいる人数が多いほど
たくさんの知り合いの名前がでる。だんだんつきてくると
”じゃ~学部の教授の中でヤルとしたら誰がいいか!私はoo!"
と飛躍する。。。

”全部しらないし・・・”なんていうと
”そんなの関係ないでしょ、見た感じとか、何でも”
”xxxくらいしか覚えてないけどタイプじゃないし・・・”
”でもベッドの中ではxxxも意外にチャレンジャーでイイかもよ。
ちょっと男っぽくして10歳若くなったのを想像したら
結構イケルんじゃない?”

こんな風だ。しまいには
”ああ、あんたの生徒のoxoとxoxだったらイイかな”
”生徒はマズイでしょー^^;”
”でも想像の話だけだからさ”
”だったら去年あんたのあの授業取ってたoxxのほうがいいじゃない”
”おーっ!!!ほんとだ、ほんとだ!”

なんて具合だ・・・(生徒さん、ゴメンナサイねー
リスキーな話をすればするほどお互いを信用しないと
いけないし、親密度が増す、って意味もあるんだろうが
なかなか女子のゴシップ状態をまっしぐらしてると思う。
これを仕切っているLは高校からヨーロッパの
厳しい私立高校の寮に住んでそれこそ地で女性寮の
楽しい時間を過ごしてたようだしその影響もあるのかしらないが
あんまりここまでプライベートなことを想像、や遊び、という名の下
としても、やる人は大学関係者ではあまりいない。

だから余計にLは無邪気なのかなあ、とも思って
まあ微笑ましくとることにしたが。

Hな意味で学生が教授について話すことはしょっちゅうだ。
まあどこでもそうだと思うけども。
それはクイアの生徒たちも。
でも逆もあるんですよ、そりゃあね。
”偉く”なったって性欲あるし、人生楽しみたい、ってことなんでしょう。
性的興味があってもホントにヤってしまったら
首になるのでこれらはヤらないことが大前提のお話。

誰だったらヤりたくない?という質問も出るわけで。
身体的なことを言う失礼な言葉は一切出ないが
性格的な特徴などが良く理由にでるかなあ。

しまいには”私はこんなに名前だしたのに
そっちは一人しか出してないじゃないの”
なんて言われたりして。しょうがないから
適当にいいかな、って言う名前を出して
後で忘れた頃にまわりにばらされたりして。
”ああ、それは特に思ってない人だけど・・・”
”いいのよ、誰にも言わないんだからっ!!”
なんて矛盾もイイトコの話になっていたりねえ・・・
酔っ払いはしょうがないんだろう、きっと。
それなりにドキドキしたり、話は
かなり盛り上がるので刺激になるのはもちろん、
クイア研究の実践に多少は繋がったりして。

これをやってるとブッチ(タチ)と言えど、
トランスと言えど、バイと言えど、フェムといえど、
色々あんのねえ、と復習・予習になってる気も。
こんな場で閃き(ひらめき)がでるのもしょっちゅう。

でもウォッカよりビールのほうが後味悪くなさそうな気が・・・

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by flowfree | 2005-08-02 17:39 | sexuality
このドラマは結構笑える。Hなドラマか、と誰もが初め思うのだが30過ぎの経済的余裕のある都会のアメリカ女性の恋愛事情を友情とともに映しているドラマ。この中での4人の女性が恋愛関係になるいろ〜んな男性との入れ替わり、付き合った理由、別れた理由などがそれこそドキュメントっぽく(なさそうで実はある、という話が多いと筆者も良く思う)書かれているから男性も女性も、性差に限らずみるとすんごく楽しめる (ツタヤで借りられます)。

実は先ほどテレビで流れていたDavid Latterman talk showで”レズビアン”という言葉をLattermanが連呼していたので何事かと見ていたらこの4人の中の一人、Kristin Davisがでていて、最近女性の恋人ができたもう一人の出演者だったCynthia Nixonの話をしていたのだ。
b0058997_16531728.jpg

左からDavis, Nixon。

これは雑誌でスッパ抜かれたのは今年の始めだったろうか。Nixon自身も“いい人と知り合っただけです。幸せかと聞かれればとっても幸せです”ということをコメントしていた。それでLattermanがこのトークショーでDavisに”前からレズビアンかもという兆しはあったの?”など結構つっこんで聞くと筆者も見た事のある、ある一話の場面の話をDavisは出した。”そんなことはいと思うわ。だって実際に一度彼女が女性とデートしてみる、っていうシーンがあって、キスまでしてたから後で当人に、どうだったの、誰にも言わないから何か感じたかどうか教えてよ、って言ったら、全然、って答えが返って来てたから本当にそういう気持ちは前からあったんではなくてその人間性を好きになって今女性と付き合ってるんだと思うわ”という答え。そして今度は”じゃ、どうなんだよ、君も女性と付き合う事はありえる、ってことかな?”と聞かれDavisは”Never say Never”(絶対にない、ってことは絶対に言わない)と言って笑ったのだ。客は数秒の間があき、拍手が起こった。そして”みんなもうちょっとこういった事にリラックスするべきよ”と付け加えたのだ。

筆者はこれでかなりのファンになりそうだ。実はこのドラマでNixonも含め、色んな名誉のあるアメリカの賞を受け取った俳優(女性も含め)、スタッフがいて、社会現象になったことを考えるとdavisの意見はとても影響があるものなのだ。そして彼女とNixonはこのドラマで7年間一緒に働き、親友のような関係であることもあり、そこで”(結婚していて現在子供のいるDavisであるし)私は異性愛者だけど同性愛者を悪く思わないわ”なんて言ったらDavisはNixonとのある意味多数派と少数派の距離を見せつける様にも取れるし実際Lattermanはdavisに”僕は100%絶対にそっちには走らないという自信があるけど”みたいなことを言っているのでこの Davisの器の大きさがわかるだろう。全国放送で堂々と。素晴らしい!女性学の授業でもここまでしっかり堂々とマイノリティーの立場を自分のマジョリティーの立場を見せつけず話せる人間もあまりいない。(よくあるのが”私は違うけど、友達はいっぱいいるわ””私はそういうことはないけど別にそういった人がいてもいいけど”などとなぜか上から見てる感じにも取られる反応)。学生たちもこういったコミュニケーションの仕方を学んで行って欲しい。

異性愛者と考えてきた日本の友人で、どんなに大学院でセクシュアリティーについての教育を受けてもここまで言える人間には一人を除いて会った事がない。その一人というのは多分50から60代のフェミニストの弁護士女性だった。その女性は有名弁護士教授の下で学びに短期留学していたのだがlaw schoolの授業でもセクシュアリティーを主に研究するのは多いのでそこでみっちり教育されたようだった。”私は亭主も、子供もいるけど一生、絶対に女性を好きにならない、とはわからないもの”と、教育って凄い!と思わせる変化を見せて日本に帰って行った。やっぱり教育は大事ですよね。人を弁護するケースでも性差の複雑さを理解をしていないとやっていけない事が日本でも増えてると思うし(数年前の看護士保険殺人事件や最近4月頃のスナックオーナー殺人事件などーこれはネットニュースではわからなかったが日本帰国時にワイドショーをみてオーナーの写真がでたら誰がみてもオナベ/トランスだったーあと今年始め頃に女性の恋人同士が一人の親を殺害というのもあったな)。以前からセクシャルマイノリティーの事件というのはあったがそれを専門に研究するということは難しかっただろう。海外にでるとそれ専門として押してるコースが結構あり、知り合いでも二人のレズビアンがここ数年で入学/卒業している。

話を戻すが有名人がこういったことを当たり前のように話すっていうのもこっちではプラスになる事もある。日本はどうなのだろう。一度叶姉妹の姉がレズビアン報道されていて女性誌を賑わせたが結局若いストーカー女性みたいな人物の狂言ということになり、恭子の代弁者が”彼女は海外に長く住んでいるので理解がある”などというコメントを出した。こちらの人が”海外にいるから同性愛に理解を示す”というのを聞くととっても不思議というかおかしく思えたりするのだが。やっぱり日本では理解は到底できない、というのが前提になっているからか。まあでも代弁者がコメントをせずに恭子がしていたらもっとスキャンダル性は広がったのかもしれない。その映像が何度も使われたりして。そういえば沖雅也が亡くなった後にマネージャー兼恋人だった日影氏が恋人でしたよ、と話した会見があった。だからって日影氏は抹殺されたとかはないがゲイが理解されるほど影響はでなかった。相良直美がキャシー中島と噂になったときは相良直美は芸能界を追われてしまった。(嗚呼、古い。。。)

人種の違いを出すのも日本の芸能界ではタブー視されていると同時に性差も”おかま”などと言われる笑わす/笑われるエンターテイナー性を持った人間でないと受け入れられないのか。まあ北米でも異性愛者でない物はつまはじきにされるのが主ではあるが。
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by flowfree | 2005-06-08 17:33 | sexuality
大学の教授で異性愛ではない人物というのは珍しくはない。特に学部にもよるが
sociel science (社会学など)、humanity(文学など)ではありふれていて、
教員同士、あるいは教員と生徒同士のレズビアン、ゲイの恋愛なんていうのは見つかったらとんでもないことになるのだが時々聞く。実際、日本のある大学(留学生が多くいる)での外国人レズビアン教員不倫というのも知り合いを通じてかなり詳しく数年前聞いた。同性愛がとうとう北米では合法化されてきている現在、そうなるまでの経過でこういったインテリの同性愛は良くあるはなし、という日常化という背景もあったりするのである。
(しかし同じ大学でもお固い学部では自分は異性愛者ではない、などと口が裂けても言えないという状況もある。研究費、人員などと一緒で学部に寄って色々な事が違うのだ)。

そして筆者が学部生の時から異性愛者ではない教授や生徒に囲まれ、ルームメートも持ち、色々と話を聞いたり見たりするうちに異性愛、同性愛というのは単にこの人間が合うか、合わないかの延長線なのでは?と筆者は感じるようになった。だっていつも尊敬する教授に異性愛(ヘテロ)もいればレズビアンもいるのである、確実に。そしてとっても嫌な人間、知人や教授にもヘテロもいればゲイ/レズビアンもいるのだ。やっぱり性格なんだな、と感じざるをえない。

一つ興味深いのは大学院の研究構造のエリアにも関連するだろう。フランスの歴史、哲学、芸術、文学、社会学を研究しているものにとって同性愛を抜かして語られるものがあるだろうか。いや、日本はあるだろう。むかーしからずーと同じ研究を繰り返し、新しいもの取り入れず延々と似たようなものの本を書いているような方がはびこっていたりするし。実際、こっちは数年に一度、どんなものを出版しているか、というのが
学部で審判され、なかなか似たようなものを(例えばXXXという人物についてばかりの似たようなテーマ)発表ばかりしていたらこちらの”tenure"(終身雇用みたいなものだがあくまでも審査にパスし続ける事が前提)も取り消しされてしまう。もちろん、出版し続けてないものは話にならないのである。だからこちらの研究者はまわりでなにが良く読まれているか、批判されているか、まあ流行を常にチェックしていないと
生き残れないのだ。

そういったシステムの上で町や州が違っても同じようなものをみんなが読んでいるし、
そのなかでも一番進んでいるところ、というのが存在している。
そしてヨーロッパなんかに頻繁に学会なんぞ行ったり来たりしたりすると勿論力関係が知識のレベルで出来たりするのだ。そんななか、同性愛の研究というのは主に70年代の終わりからフランスではやっぱりFoucaultがでてきて今は猫もしゃくしも勉強するようになっている。ゲイとしてカミングアウトしていたfoucaultに感化されたゲイもたくさんいるのは言うまでもない。

まあ、そんな人たちばかりではないが、こういった研究のシステム背景はかなり影響しているだろう。現在、少数派の意見や視野を無視してはいけない、という研究構造になっているなかで人種、階級、の次にでてくるのが性差、というセクシュアリティーである。この状況によって同性愛に全く興味のない(ヘテロ)セクシストの男女も、哲学や文学や社会学系のものなんぞ勉強していたら色々と読まなくてはならなくて、感化されるものもいれば指導教官に卒論に多少でも入れなさい、と言われても聞いて聞かぬふりをして卒論ディフェンスで注意されたりするのだ。

という背景のなか、もちろん異性愛でない物たちの恋愛事情というのは結構狭く、
色々と話はでてくる。一つなにかドキュメントを、というと筆者の良く知る教授Hは女性だが自分でfemme(いわゆるネコ)と宣言していてそのパートナーはbutch(タチ)だが女性から男性に性別を変えたトランスジェンダー(トランス)だ。二人とも中国系が入っているが一人は香港出身で一人はヨーロッパ出身、というカップルだ。遠距離ももう4年ほど続いている。大学教員も何度も行ったり来たりできるが、パートナーも芸術系の仕事なものでわりと自由に行き来している。かなり仲もいいし、butchの方が大人という印象だ。(このbutchさん、イギリスにいた時は日本人女性のSMの女王様と付き合っていた、ということ。いやあ、なかなか。そしてこの人はロンドンにもあるというユニクロの筆者と同じフリースを来ていた)。

しかしこのfemmeのHさん、最近は同じ学部のC教授に気持ちが動いているらしい。Cはレズビアンで同じ女性のパートナーと何十年も一緒で、新しい仕事場(大学)が変わる度にパートナーを連れて国まで超えたりしている。ただ、このc教授はworkaholicで凄い仕事量のためか、それとも仲が良すぎてイライラするのか、現在は別々のアパートで暮らしているらしい。HはCとセクシュアリティー研究の話が合うという事で良くお酒を飲みにいくらしい。そしてCがHを家に呼んで、Cのパートナーを紹介しようとしたら
パートナーは激しく拒み、家に帰ってしまったということ。そしてHは”この気持ちは相手にも通じていると思う。お互いパートナーがいるからどうにもできないけどそれは感じる”などと言っていたりする。

なかなか複雑だ。これはいわゆる”実らない恋愛だからこそさらに燃える”というやつか。しかし同じ教員同士、付き合ってはいけないはずだし。二つも実らない理由があると余計に燃えるのだろうか。まあ不思議だー。

だけど遠距離の相手が一番かわいそうだ。なにかしたかったり見たかったり聞きたかったりしてもなかなか思うようにいかないだろう。同じ町に住んでいるのとかなり違うと思うが。筆者からみるとCとHは実は合わないと思うのだ。Hは割と気が多く、積極的で相手を振り回したりする感じだし。筆者はいつも気を使ってあげないと、と感じさせる女性だったりする。Cはその点しっかりもので責任感の強い人物。まあ特にCには大学を離られては困るのでお互いに影響がなければいいのだが。

まあ、他にもある大学の教授が違う大学の教授と遠距離、などもよくある。最近驚いたのが日本の歴史を研究している女性が同じ大学の日本文化を研究している女性と長く付き合っていたのだが歴史学者が去年男性と婚約した、ということ。これはレズビアンだったら良くいう”男に走ったな、”ということだ。相手の文化研究者は長い事レズビアンで知られていたのでショック?だったのかも。しかし相手をみて男性でも女性でも惹かれていく、ということは良くわかる。詳しく聞くとその婚約相手はお医者さんで老化の進んだ母親の事を相談しているうちに仲良くなった、と。結婚するつもりだったがなんとその医者が重い病気で寝込んだ、ということ。それで婚約にとどまり、歴史学者は看病にはしっていることだ。

ここでまた思うのが同じ大学で確か同じ建物にあった歴史学部と文化研究学部。なんども会うだろうに、まあうまく和解したのかな。しかしこの二人とも、もうかなり上の教授でとうに50歳は過ぎている女性たちだ。人生色々、だ。

まあまだまだセクシュアリティー話はあるがまたの機会に。
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by flowfree | 2005-06-04 15:37 | sexuality