アクティビスト、フェミニスト、クィアとして活動するとある外国大学関係者の生活の中からの視点。(C)flowfree 初めて寄られる方は、カテゴリ:管理人、の”こんにちは”を読んで下さい


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カテゴリ:映画:クイア/同性愛( 6 )

ブロークバック・マウンテンでの俳優陣をちょっとかっこよく思ってしまいますが
アカデミー賞の直前インタビューでジェイクギレンホールが
”あの映画に出演してから色々質問されたと思うけど何を一番聞かれた?”
と言われ
”いやあ、やっぱり男同士のキスってどんなの、っていうのが多かったけどね。”
と仕事だからしょうがない、みたいな様子で答えていました。
このノリでまあ本当にプロであって同性愛を直接否定しているわけではないけど
仕事以外には有り得ない、というニュアンスが伝わりました。
まあ本当のことなんでしょうから別にいいんですが。

ということで映画を観た後にこういった俳優さん達の素直な
実物像を見て現実に戻されますがこんな写真もありました。
このサイトでアン・リー監督とギレンホールがアカデミー賞の前夜パーティーで
お祝いしている(騒いでる)様子が載っています。超ウケる&好感度UP!酔っ払ってるジェイク・ギレンホール画像

うん、本当にこういう兄ちゃんよくいます(笑)
特にアメリカの大学に組織としてあるサークル・グループ、フラタニティーに所属していた人達なんかはパーティー慣れしていて
良くこんな面白い姿をお披露目してくれる。

それでギレンホールさん、楽しそうだ。
アンリー監督とも仲良くなったんだなあ、と私もちょっと愛しく見えたりして。
んでやっぱり実際は若い元気いっぱいの楽しい青年なんだねえ。
なんかチャン・ツイーに惚れていた、なんて噂もあったようだから
中国系ともふつーに関係を持てる俳優なんでしょうね。
おもろいニイチャンです。
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by flowfree | 2006-03-13 07:31 | 映画:クイア/同性愛
b0058997_18284719.jpgYahoo!ニュース - ロイター - 中国各紙、アン・リー監督を絶賛も「ゲイ」の部分などカット(アンリー監督の写真もあります
というニュースで、削除された部分というのがちょっと驚きだ。
ゲイコンテンツのため中国では公開禁止になったという
このブロークバック・マウンテンを監督したアンリーがアジア人で
初めて外国映画としてではない(アメリカ映画としての)監督賞を取った、ということで
中国各誌は大きく報道したそうだ。
アンリーが監督賞を受賞した際にステージに上がり
感謝の気持ちを台湾、中国、香港の人たちに向けて中国語で話した、ということを
報道し伝えるも、結局このアカデミー賞が放映されたときは
どのメディアもこの部分をカットしたという。
(元のニュースが編集され再送されました。その違いについてはakaboshiさんのこのブログで早速細かく説明してくれてますのでどうぞ参照して下さい。一番下で残した記事は編集される前の元記事です)

このニュースは中国政府の意向に沿わない部分がカットされた、と報じている。
ということはアンリーは台湾出身、ということが問題なのか。
中国からの独立問題で台湾と中国がピリピリとした関係を長く続けている。
その台湾から抜きん出てアメリカでも最高の賞を取ったアンリーを
中国はかなり複雑な気持ちで見ているのではないか。
中国人の誇り、ではあっても、ゲイの内容だし台湾人だし、ということで。

もちろん、アンリーがこの映画の監督に選ばれたのは偶然ではない、と
思う人が実は多い。保守派もたくさんいるアメリカ映画界で
アカデミー賞に評価されるような
”保守州にいるカウボーイのゲイ”
についての映画をもし白人が作ったらもっと大変なことになっただろうから。
保守州での過激右派、過激キリスト信者による
偏見によるテロ、殺人、事件は良く新聞やニュースを賑わす。
一部の州では中絶を許すな、というプラカードを持って未だにほぼ毎日
病院の前を大声でマーチするキリスト信者も日々なくならないし
中絶を行う医者や看護士の殺人やクリニックの放火は
良く聞く話であることを考えると
保守州の中の文化(州そのものの文化やカウボーイの文化)
による同性愛についての映画を作ることはこの過激右派/キリスト信者を
刺激しているのは当然理解できることであってこの監督が事件に狙われて
しまうのでは、という心配も多々あるだろう。
だからこの記事にあるような
ミシェル・ウィリアムズ、“ゲイ映画”に出演したとして母校から縁を切られるということは不思議ではないし(もちろんこんなことは私は反対だ)アカデミー賞厳戒、候補に問題作ズラリという記事で
”最多8部門にノミネートされ、本命視される「ブロークバック-」も、社会から大きな反発を受けている。ベネチア国際映画祭グランプリ、ゴールデングローブ賞最多4部門受賞など前哨戦を総なめにしてきたが、米国ではキリスト教右派勢力を中心に同性愛を絶対悪とみなす意見も根強い”との背景からテロなどの犯罪を防止するためFBIも含めた警視庁からの
警備がすごかった、というのも当然のように理解ができる。
ミッシェル・ウィリアムズは映画の中では主役の男性の妻役で
旦那の同性愛を見抜いていき、それに不快を感じ表現し
離婚までもしている、という役なのに、この作品に出てる、ということで
母校から追放されてしまったという。
・・・って卒業したのはもうとっくの昔だろうに。

でも考えてみたい。同時にもし彼女がこの映画の監督だったら、一体どんな仕打ちが待っていたのだろうか。
つまり、監督のアンリーが白人でアメリカ人だったらどんな仕打ちを受けていただろうか、ということだ。
いや、白人でなくても既に色々な(偏見、差別、や様々な言葉や表現の)”暴力”を受けているとも予想される。
FBIがテロ対策に警備に出る、という上のニュースにあるようにアカデミー賞
授賞式はこの映画の同性愛コンテンツに反発する過激右派によるテロを恐れ
警備もすごかったようだから
アカデミー賞の参加者は
”こんなテーマをやるから荷物もたくさん調べられ、時間もいつもよりかかり、
とっても面倒になったじゃないか”とも取るだろう。
保守派を刺激しテロが出そうな内容の映画を作り、
またそれが大きく評価されるということは
間接的にも先々の状況的な問題(あるいは不都合さ)をも生む事になるようだ。
まあそういう事を乗り越えてやっと偏見や差別の力関係が崩れていくものなのだろう。

こんなこともあってか、実はチカラのあるものの地位を脅かすような作品は
マイノリティーが選ばれて作っている事が多い。
チカラのある物へのリスクが少ないからだ。
正直マイノリティにとってはその方がある意味都合がよく面白い
作品が自由に出来たりする選択肢も広いかもしれないけども、
”訳のわからない、有色人種だったら自分達白人の価値がわからないんだから”という
ような見下されたところで危険から免れたりするのだ。
極端に言うと”偉い人間が低級の価値をベースにしたものに関わってはいけないし、
低級のもの(人間も含む)が偉い人間の価値を理解する事は不可能”
という偏見、差別のヒエラルキー理念から来ているということになる。

このメンタリティーは大学の中でアジア人が白人についての研究をするのがタブー、というのと似ている。このブログでも何度も書いてるが
白人が白人を、白人が有色人種を研究するのは"当然”なのだが
マイノリティーがマジョリティーの白人を研究するのはもってのほか、なのだ。
有色人種の教授らはこの力関係は理解しているし
逆に”やりやすさ””生き残りやすさ”ということで白人についての
研究をわざと避けようとしているのもいる。
まあ全ての有色人種が白人の研究をしていない訳ではないだろうが
北米でこのタブーを知らずに大学院に来た有色人種(日本人含む)
がヨーロッパ、北米のアングロ研究をするつもりだったのに
後々研究テーマを自分の人種にしろ、などと
指導教官に言われ抵抗して辞めさせられた例をいくつか知っている。
マイノリティーがマイノリティーを研究するのは
どーぞどーぞと喜ばれ、勝手に目立たないものを目立たないところでどーぞ、となるが
権力や地位のあるものを研究するには必ずどこかで批判されるだけではなく
潰される。まあそんな世界だからアンリーがこの映画を監督、というので
北米の権力関係を理解してる人間はなるほど、と思ったものだ。
マイノリティーのアンリー監督がこの映画を作ったほうが白人監督が作った場合よりも
過激右派から同等に見られていない分だけ脅しやリスクもきっと
少ないだろうし攻撃されるなどの相手にもされないだろう、という理解だ。
だから白人がやりたがらない攻撃を受けるようなテーマは
有色人種がやってくれる、という映画界では重宝されるような
立場にあるようにも見え、または攻撃されないという保障がないだけに
有色人種監督は実は北米映画界に”利用”されているのではないか、
と見るものもいる。結局どうみられようがやりたい事がやれるというのが
大事な気もするし家族がいたら本人はやりたくても迷惑がかかる、という
事で有色人種でもかなり慎重に仕事を選ぶ人もいると思う。
まあ、映画界は気持ち悪いほど競争が激しいので(私の大嫌いな表面的な
コネづくりが仕事の中心だ)結局チカラのない有色人種は選択視も
もらえず危険だろうがなんだろうが大きな仕事はチャンスと見る人も多いだろう。

私のアジア系の友人の映画監督も世界各国で映画を上映してても
北米で生き残るには白人についてのの素晴らしい映画を作るまでは認めてもらえない、と
いつも話している。でも自分の作品が有名になる前に北米に来ても
どこにも目を掛けてもらえない。”目立たないところで勝手にどーぞ”
というノリだ。まず自分の人種の人間が中心にいる映画を外国映画として
作るのが先、と見ているようだ。そこで認められて初めて北米で
一人前として見られ、それから白人の作品へ、という順番がある程度あるらしい。

まあとにかく、スピルバーグも競争相手だったのに
彼をも負かしてしまったアンリーはこんな権力、力関係の
中でも実力を見せた、という、なんともスゴイ人なんだなあ。
彼のバイオグラフィーとか読みたくなってしまった。

元記事のリンク切れがないようにココで読めるようにしました。
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by flowfree | 2006-03-08 18:28 | 映画:クイア/同性愛
まあAng Lee監督が賞をとったのは納得だけども
もともとかなり評判がいい映画は
天の邪鬼な選考委員は選ばないらしく、
アメリカ保守州のゲイ関係を持ったカウボーイの
話は特に選考しずらかったようだ。b0058997_17181795.jpg
b0058997_1711438.jpg
akaboshiさんのブログフツーに生きてるGAYの日常 ブロークバック・マウンテンで見る世界007●「アカデミー作品賞」ならず
の記事でこの選考背景の政治についての面白い記事がいくつか加えられてる。

b0058997_1744330.jpg賞を逃した後のHeath Ledgerとその真後ろで複雑な表情をしているJake Gylenhaal

先週末からも東京でとうとう公開された
ブロークバック・マウンテンは久々の
感動作品だったのになあ。
演技も偉いうまかったのになあ。
オーストラリア人の主人公が
アメリカ南地方のアクセントを
スゴくうまく真似てたし
結婚する前と後の話し方なんかもちょっと変化してたり。
(前回書いたけどもまた加えると)
またあとホモフォビアが自身にも強く影響している中、
相手への愛しさを感じて生じる八つ当たり、怒り、罵倒、悔しさ、やり切れなさの表現がまたまた・・・これは演技指導がいいのかもしれないが、ニクイ表現をして、私も抱きしめたくなったねえ。

まあさすがアメリカ、という感じだ。
でもこの映画から主役、男性の脇役、女性の脇役
が選考に入ってたのに一人も選ばれないのがまた
不思議。なぜかキングコングが結構賞を取っていた。
金が動いたのか?それほどキングコングは売れてないぞ。
あ、それとも一部には売れてるのかしら(小学生とか?
あ、この映画のファンの方いたらすいません。勝手な感想です)b0058997_16371610.jpg
b0058997_1772467.jpg

キングコング関係者達、何度も賞をとり司会に呼ばれて前にでてきて
"Kiwi Rules"みたいなこと言ってたけど(キウイ生産地の人達だから)
全くruleしてませんから!
私はロード・オブ・ザ・リングもみてないし!
(キングコングの制作者達はこの映画の制作者/監督と同じ)

という感じの感想です。
*主人公のHeath Ledgerと主人公の妻役Michelle Williamsが実際に夫婦というのは
本当だったんですね。アカデミー賞が始まる前にやっていたインタビューで妻が美しいから、とか色々話していたLedgerのオーストラリアン訛りが印象的でした。やっぱりアメリカ南部訛りと全然違うの、当たり前なんだけど。努力やセンスや実力が伺えます。
*写真せっかくだから編集の仕方しらなけどのせちゃいまーす。
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by flowfree | 2006-03-08 16:28 | 映画:クイア/同性愛
b0058997_18205662.jpgやっと観ました、噂のBrokeback Mountain. 実はハリウッド映画ばかりやる映画館の券で今月までに使わないといけないものがあったのだけど基本的にハリウッド映画見に行かないのでずっとどうしよう、バットマンでも行くかと思っていました。今はMemoir of Geishaもやってるけどもこれじゃなくて楽しめるのないかなーと調べたら隣町ではこの映画券でBBMが観れる、というのが発覚。きっとオスカーにノミネートされたのでこれは人が入ると思われ大きな映画館でも上映するようになったのでしょう。ちなみに以下のオスカーのサイトでなかなか良くまとまった3分程の映画のまとめが観られます。まずCMで始まり、その後にもしかしたら他のノミネートされた映画をやるかもしれませんがBBMは必ず2番目くらいにはやると思います。OSCAR.com - 78th Annual Academy Awards - Flash Streaming Player

だけどいざ友人を誘ったらみんな既に見てるんですねえ。そりゃあこっちでは上映して数ヶ月たってしまってるしクイアの間での噂は凄かったし、さらに中国系の友人にとっては
Ang Lee監督が取った白人だらけのゲイ映画、という意味でも注目モノなんですね。
だから来週結婚する年配Tさんを誘って、是非行きたいといわれたけどもやっぱり忙しいと。結局急に連絡が来た、最近結婚した”ハネムーンは日本で”と話しているゲイカップルと行く事に。このうちの一人とは大学の恩師が同じ縁、そしてそのパートナーは車椅子生活者で私の妹と同じ、という縁で話しが合ったりするので久しぶりに映画ついでに合うことに。以下は直接ではないけど間接的なネタバレありです。

b0058997_18254693.jpgまずこのメインの俳優さん、オーストラリア人ということらしいが演技がうめえ。まず結婚前と後では声のトーンから話し方まで(多分結婚してちょっと落ち着きが出た、とかそういうことかも)。あとホモフォビアが自身にも強く影響している中相手への愛しさを感じて生じる八つ当たり、怒り、罵倒、悔しさ、やり切れなさの表現がまたまた・・・これは演技指導がいいのかもしれないが、ニクイ表現をして、私も抱きしめたくなったねえ。
だけどオーストラリア人の彼のアメリカ保守州のアクセントの真似がめちゃめちゃうまい。これはもちろん演技指導でなされるけどかなりセンスがいいとみた。彼がオスカーでベスト・主人公の役、みたいなのにノミネートされてるのも心から理解できる。

b0058997_18361562.jpgそしてそのオスカーでベスト・脇役みたいな賞にノミネートされてるこの相手役。この人は可愛いしカッコいい。話し方も凄く愛嬌がある。彼が出演してるほかの映画を観たらさらにこの人の演技のうまさがわかるんだと思うんだけど。でもHシーンは正直私はえっ?と思ったな。そんなにすぐそっちの体勢?っていう・・・ まあ初めのとこだけね。あとは自然だったけども。せつなさの表現がなかなか。この俳優さんの他の出演作品をもっとみたい、と思った。

b0058997_18411799.jpgこの女性は主人公の奥さん役で旦那は男性と浮気しているとわかっていながらも口にださず、ずっと表情で感情を訴えている。なんと、この女優さんは実生活のなかで主人公の俳優さんと本当に結婚しているらしいですよ。友人、曰く。で、この女優さんの表情がまたうまい。ちょっと演技の表現のうまさが主人公というか旦那さんと似ているのかも。この女性の演技から、この映画はゲイが差別されている保守的な社会の話し、というだけではなく、ゲイが差別されている影響というのは実はとても広くて愛する家族をも破滅に向かわせてしまう、というのがわかる。同性愛への差別は異性愛の方たちも不幸にするもので、家族、仕事、社会階級(クラス)、生活水準、新しい恋人との関係、人生の終わり方など様々な方向に関係するというのが徐々に感じられる。そうやって見えてくる順序のなかにこの女性の役が重要だった。ゲイの映画できっとあまり注目を浴びないだろう女優さんだけども是非賞を取ってもらいたい。

という感じで結構男性のやるせない感情のぶつかりありに涙しながらも
いらいらして男であんまり感情を口にしない人いるけどこれほどまでにしないもんかね?と
一人で疑問に思ったり。まあ社会がそうさせた、みたいな理解や背景もこの物語の
一部なんだろうけども。結局自分が自分を受け入れられないから色んな人が
迷惑を蒙る、というのも見えてくる。だってやっぱり現実に自分の家族や仕事や
色々なものを投げて全部捨てて愛のためだけに引っ越すのは難しい。
そして実際それまで悩んで10年してやっと引っ越した後一年以内に別れる、という
カップルも少なくない。だけどみんな人間で、それも人生だし、それも経験していいよね、ってことだろう。まあやっぱり幸せに終わればいいけどもそうじゃない結末もあるし。
偏見が一番怖いし、こういう例はまだどこにもある。結婚できてもあるし。
ただこういった作品がオスカーにこれほどノミネートされるのはやっぱり意味深い。
色々と文化が変化しているプロセスなんだと思いたい。

ちなみに友人カップルはコレ観るの2度目で2度目の方が良かった、とのこと。
かなり感情の面をゆっくり感じられたようです。私も是非もう一度くらいはみたいな。
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by flowfree | 2006-02-12 18:58 | 映画:クイア/同性愛

香港クイア映画が熱い

最近結構良く観ます、香港系のクイア映画。
みなさん、ガリガリ、これ共通。
(ふぇみにすとーとしては美の基準としてガリガリを選ぶ方たちが気になる・・・)
まあでもそれは伝染病のようなものとして
(日本語を教えていたとき、ほとんどの学生が香港系の時がありまして、
彼らの食生活というのは不思議。日本もそうだと思いますが。。。
まあ詳細はまたの機会に)

そう、香港映画。最近観たのは
b0058997_1731057.jpgButterfly (2004)
ビアン映画です。
ある奥さんが若いレズビアンらしき女性とスーパーで会う。
話を聞いているうちに、奥さん、自分の学生の頃の女性関係を思い出す。
以下はネタバレしてもいいかたに。

その昔の女性相手との恋愛経験が実は忘れられないし、
出会ったばかりの若い女性ともイイ関係になったってことで
旦那を悩ませる。

思い出せば思い出すほど、アレ、良かったなあ~と。
初めての恋愛、H,感情的な喧嘩。

しかし筆者が一番評価しているのは、
この思い出の中で二人が別れたのは
天安門事件に一人が深く関わり、たくさんの
友人の死などを見て、人生観が変わってしまった、
というところ。

クイア映画、といってもクイア性を出すことだけを
主張する映画もあるなか、しっかり政治性と結びつける
結構ラディカルな姿勢が盛り込んである。

最後に旦那や新しい女性との関係に悩む奥さん、
自分を振った、今では尼さんになっている
元彼女を訪ねる。

まわりの評価は様々でしたが
自分は好きな映画でした。

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by flowfree | 2005-09-03 17:43 | 映画:クイア/同性愛

ゲイの老人ホーム

一昨日日本から戻ってきた友人からの報告。
::: メゾン・ド・ヒミコ :::という映画が日本で8月27日頃から始まっていて
見る価値ある、と。
若者主役たちとゲイの老人ホームにいる家族のお話だとか。

その友人はクイアで映画を作っている人。
だからか演技や映画の批評がきびすい~・・・

一応メインは:柴咲コウ、オダギリ・ジョー
*後者は日本のゲイ男性に人気あるようで

しかしその映画を作る友人の高い評価は
ベテラン揃いの老人ホームのゲイ男性を演じた方たちに^^

b0058997_1603928.jpg特に舞踏家出身の男性

Min Tanaka

田中泯



舞踏家だ、っていうからもしかして、アレ、アソコの舞踏では・・・
と思ったら、やっぱり。
この映画のHPに
”師である土方巽の洞察を継承”
とあった。
キターーーー!!
(なぜか2ちゃんねる ノリ。。。でも絵文字使えん)

b0058997_15574294.jpg土方巽氏、といえば筆者の石井輝男監督の記事
載せたこの彼(と、同じ舞踏グループの仲間達)です。
60・70年代頃、舞踏を通じてポリティクスを伝えていた方。
彼らの影響はすさまじく、各国で彼らを手本に
グループを始めた方たちは数知れず。

色々と賞も取っているようですが映画の作品に
出ているのはここ数年なのかな。

筆者はもちろんこの映画見てませんが
土方氏を仰いでいる、と聞いて、すべて見てみたくなりました。

この映画では、老人ホームにいるほかのゲイ役の方たちも
なかなか興味深いようです。
観る機会のある方、もし機会があったら上の田中さんのサイトに行って
彼の活動の背景を見てみてください。
映画を観ながらも深さを感じられるのではないかな。

ああ、早くみたい・・・今月映画祭に行く予定があるので観れたらイイなあ。
正直、かなりの衝撃を感じてしまい田中泯信者になってしまいそう・・・ 

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by flowfree | 2005-09-03 16:09 | 映画:クイア/同性愛