アクティビスト、フェミニスト、クィアとして活動するとある外国大学関係者の生活の中からの視点。(C)flowfree 初めて寄られる方は、カテゴリ:管理人、の”こんにちは”を読んで下さい


by flowfree
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「M教授が結構押してるらしいんだよね。」「やっぱりあの人か・・・」
「でも休み前にもうほとんど決まってたのにどうしてこうなったの?ずっとミーティングやって教授と学生で一緒に決めよう、ってもうルール出来上がってたよね」
「なんかそれは全く無視して新しく作ったリストでやろうとしてるみたいだよ」
「なんでこの休みが始まって誰もいない時期に言い出すかね」
「誰もいない時期だから、なんでしょ」
「はー・・・なんかやっすい茶番劇だよね」
「だからうちらも動かないと」
「わかった、協力してやろう!」

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とある女性学の学部が去年から初の博士号の学生を受け入れました。
受け入れられた学生はアメリカ人一人、カナダ人一人、ヨーロッパ人一人そしてアジアからの二人の計5人。9月に知り合ったばかりで年代もばらばらですが人数も少ないし同じ授業を受け、みなフェミニストという部分で多少は安心して物事も話せる雰囲気がありました。学部側も初めての博士号の生徒として色々と知らないこともあるし、決めなければいけないルールなどもあり、学生はモルモットのようになるかもしれないけど一緒に決めていこう、という態度でした。

まず一年が過ぎ、二年から三年の間に全員が必ず受けなければいけないテストというのがあり、それに受かってからでないと博士号の研究が始められないのでそのテストのルールをまず作ることになりました。一年が終わったあとにそれぞれが指導教官と相談しながら個人で勉強していくのですが、時期や勉強内容ややり方へのルールというのがどこの大学にもある程度存在しているので一年が終わる前にルール委員会を作り、教授と学生が一緒にルールを作ることになりました。

一年が経つ頃にはかなりのミーティングも行われ、学生5人という人数だしまとまりやすく一致決断し、メールや会って話したり、それぞれミーティングに参加したりしました。
そして一年が終わる頃はそれぞれが自国に戻ったり、研究に、仕事に、と学生や教授も大学に残ることはないので委員会でもルールないようはほとんど決まっていたし、安心して
学生も教授達も新しく作られたルールで物事を決めて行っていました。

そして一年が終わり、休みを過ごして一ヶ月経つか経たないかという時、学生が指導教官と話しているとルールの変更がいつのまにか進んでいることがわかりました。

「え?散々話していた予定とかはじゃあ白紙ですか?」
「いや、まだわからないけど多分次の年に入ってくる新しい学生のための変更だから
あなた達一年目は今まで話していたルールでいいのよ」

そう聞いていたのだが学生達とは住んでいるところもバラバラで連絡もできずに休みが終わり2年目に突入の時。同級生からのメール。

「みんな知ってると思うけど”ある特定の教授”が私達にもルール変更を勧めてるらしい。
この流れを阻止するためにも私達でちょっと会って話したほうがいいと思うんだけど、
予定はどうなってる?」

それぞれが返信をしだしました。

「~曜日だったら大丈夫。でも二年目の学生歓迎会などの集まりが結構あるからその時にどーせ会うことになるよね。もちろん、みんなの前で話すことではないけど。」
「じゃあその時にでも会う約束できるね。結構会うことになるわ、どーせ。じゃあ
その時に!」
「あの、深くは知らないんだけど後々わかるのかな。その時に色々と聞くよ」

そんな集まりがあってもなかなか五人で会えることはなく、特定の数人の中で話は特に
説明されていたし、進んでいました。メールで相談することが主になりました。

「新しく来た学生と去年からいる学生が同じリストのルールを使うことにしたいみたい、例の
M教授が。ただそうすると今から一年は準備のある新しい学生はいいけど去年からいる私達は
準備期間のないまま急にやりなおしになってフェアじゃないよ、全く。」
「ここは去年の生徒の私達ができるだけ団結して意見したほうがいいね」
「来週ミーティングがあるらしいけど誰か行ける?仕事で町にいないんだよ、私。」
「私は仕事場のスケジュール次第」
「私は子供が預けられるかどうかだな」
「私は住んでるとこ遠いし、ミーティング参加できてもあまり内容把握できない気がする・・・」

「一応参加できない時のために、意見書を書いてみたから。どう思うか、そして
同意できるかとか教えて」

と一人が学生に協力的な同じ学部のC教授にもメールを流し、同意を求めました。

「意見書いいと思う。ただ、みんなの名前とサインを入れたほうがいいよね。
それとメールだけじゃなくて文書として手紙に入れてM教授に渡したほうがいい」
「私は週一しか学校に行かなくてそれが明日なんだよ。明日までに私の郵便箱に手紙入れられる?~時には行ってサインするよ」
「C教授からアドバイスをもらったよ。これとあれをしたほうがいいみたいだからちょっと動いてみる。それからまた意見書見直すよ」
「動いてくれてありがとう。忙しいのに感謝。」

状況を把握しているモノがやっぱり一番動くしかないし、時間も手間もかかる。
「色々やってみたけどこれは時間が取られすぎる。ミーティングも行けるかわからないけど
意見書は一応書き直したから。どう思う?一応みんなの正式な名前のスペルちゃんと書いて送って。手紙にコピペするから」
「ココを直したらいいと思うよ。ありがとう。これが正式スペルです。もし私がミーティングいけそうだったら連絡するよ」
「xxx(それでもスペル間違ってる)、ありがとう。行けそうだったら委員会の教授に伝えたほうがいいと思う」



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まあ学生の反乱、というと全共闘や戦争反対などの大きくてちょっと怖いイメージあるかもしれません。こんな小規模のものでしたら教授や大学相手に時々あり、筆者も見る機会ありました。
あ、日本でも小規模のものだったら行われてるのかもしれない。
学生の間での組合とか生協とかが大学側相手にとか。どうなんだろう。

この話は筆者の知ってるある大学の最近起きている学生の反乱状況です。
権威主義を構造批判するというのが基本的思想にあるといってもおかしくない
女性学の学部で起きたことで、全部女でやってるし面白いかな、と
思ってちょっと書いてみました。
つまらなさそうな内容かも、と思い内容はそのままで、台詞中心に書いて見ました。

Thanks for reading!
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by flowfree | 2005-09-28 16:34 | 権力社会というもの
今回あんまり内容がないと思います。すいません。
感想を言いたいのは韓国のマンガを元に映画化された時代劇風の:::::형사duelist:::::
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結構中国のチャン・ツイイーが出そうな美しいチャンバラ劇が見れるのですが
この中のジェンダーの絡まりがおもしろい。
主人公の若い男勝りの役人(映画では刑事と呼ばれてました)役の小柄の女性は
喧嘩っ早く、叫んでばかり。胸をサラシで巻き、歩き方も話し方も男で剣を使いこなす。

b0058997_164239.jpgそれに対して敵の鬼のようなマスクをつけた男。長髪のさらさら黒髪。マスクがはずれると
切れ長の悲しい目。中性的なスラッとした敵。ダンスのように美しく舞ながら剣を使う。
でもアニメのような顔だな~と思ったら最後に漫画を映画化
とあったので納得。

b0058997_16433316.jpg正直演技はこの女性と彼女を訓練したベテラン役人が目立ち、
ほとんど話さない役の敵の人。だけど目ばかり強調され結構ドキドキ。
まったく予定になかったのに遅ればせながら韓流ブームにのってしまおうか、
と思わせる魅力をこの兄さん、放っていました。
名前やプロフィールをチェックしたら:
カン・ドンウォン:プロフィール
でちょっと学び、インタビューもチラッと読んだら
24歳、サッカーが好きで”俺について来い!”の男らしい方のようです。
実際はずえんずえん中性でもなんでもないみたいですが
ちょっといしだ一成の初期をもっと格好良くした、みたいな感じにみえますが。

b0058997_16545954.jpgまあ、女性もかなりジェンダーをクロスしてたので良かったです。
でも言葉のない演技で性欲刺激される、っていうのも
現実逃避ですね。イイトコだけ取っちゃって満足してる、っていう。
韓流ファンもみんなそうなんでしょうか・・・
韓流ブームの原点を見た?ような経験ができた映画でした。
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by flowfree | 2005-09-27 16:59 | 映画:日本含むアジアもの
ちょっと学校の事を書きたくなりました。実は他の事を書いていたのだけどそれを説明するのにまたちょっとした背景説明があったほうが分かりやすいかな、と思いちょっと北米の女性学事情と自分のその中の立場をお話したいです(と言っても前置き長すぎて実際の話に行き着く前に他の事を書きたくなることがありますが・例:カウンセリングのトピック)

ポルノは色々な学部で学べるトピックです。法律、文学、芸術、社会学、様々。
北米で女性学では必ず通る話と言えるかもしれません。女性学というのは
どのエリアからも勉強できる大きな科目なので上の色々な面について
議論したりします。そしてそれらを支持する、しない、中間などの自由な
議論を色々な意見を聞きながら学べるのが理想ですし、目指したいやり方です。

ちょっとフェミニズムとポルノの関係について説明しますと。
まず一般的に女性学と言えば政治的な活動に興味を持っている学生が多いです。
まだ希望を持って勉強している若い学生が多いですし、日々女性としての権利やクイアとしての権利や色々な人権の話(クイア男性もいるし、クイアで人種的特権のない白人以外の人間、などなど)の問題に直接関わっていたり、問題提示に興味のある勉強をします。その傾向は
大学院ではさらに強くなり、理論を現実の実践を踏まえて学ぼうと試みる傾向が高い
学部です(こういった傾向もあり、レイプを防ぐセンターで働いている学生や、ストリッパーをしている学生など色々といます)。これは聞くところによると女性学と言っても日本の学生・教授の形と多少異なるようです。

そんな北米の女性学部ですが教授は学生ほどそう思っている人はいません。
なぜなら女性学を勉強したことがない、あまり興味のない教授も、研究内容に女性が関わっていたりすれば雇われることがあるからです。それと仕事がない状況ではどこでも雇われればいい、という人はどこにもいますよね。まったくフェミニズムに興味のない教員もいれば、ある教員もいます。それに興味のある教員の中でも政治的に行動を起こすフェミニスト(A)と行動派起こさないが勉強はするフェミニスト(B)がいますし。Bの立場が日本で多いのと同様、北米も少なくありません。でも日本ほどではないようですが。

そんな北米でAタイプのフェミニストがいる学部でもフェミニストも様々な種類や信じ方がありますからこれまた簡単にはいきません。お互い行動を起こしたいフェミニスト同士としても、信じるものが違えば対立するものに対して行動を起こしたい、ということもあるからです。例えばフェミニストと言っても人種の違いが頭ではわかっても気持ちがついていかない人物もいるし、頭でわかりたくない人もいるので女性でフェミニストで差別する人も少なくはないんですよ。まあ話しにならないタイプですね、これは。

あとは例えばポルノ廃止を考えるフェミニストが日本では目立ちます。北米でも反対する有名フェミニストも多いし、活動内容の事情でポルノを制限しないと人権を脅かす状況になってしまうこともあります。例えば子供のポルノというのも問題だし、ゲイメン用の未成年ポルノというのも同様です。それについての制限は筆者はどこまで線を引いたらいいのか実ははっきり決められていませんが。

同様に、ポルノをやり方や状況によっては支持したい、という人達もいます。筆者はこれに属します。日本でも多少いますし、北米で支持している人達はアーティストなども多く、写真、絵、ダンス、などのイベントや展覧会や本は多く露出していますしかなり人も入ります。日本の性産業で活躍している女性でフェミニストでとても興味深い論理を実践を交えて唱えている方もいます。南智子さんなどもその一人で筆者は応援しています。そこで興味深いという意味でお勧めしたいのは性産業で働いている女性達の多くが参加して書いているこの本です。
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[ポット出版] 売る売らないはワタシが決める
この本では性風俗産業で働いているフェミニストや活動家とも呼べる女性達がポルノについて書いている学者、作家、弁護士などを相手に、名指しで挑戦的な記事を書いています。

個人的にはこの内容全てに同意するわけではありませんが読んで考えさせられることは多いと思います。自分は必ず両極端の立場の意見を聞きたいと思うたちなのでこの本はある意味両方の立場の意見が考えられるし、性産業の女性たちのシャープで鋭い意見が学者や偉いさん相手を斬っているのが気持ちいいものです。こういうことはどんどんやってもらったほうがいいと思います。
最後に南智子さんやその他の(男性も含めた)方達の議論が載っています。
歴史をふまえた話も出ますし、とてもおもしろい。
確かロフトプラスワンでのトークだったかな(違うかも。この本読みましたが忘れた)。

この中で記事を書いている女性と知り合ったことがありました。
彼女は勉強もしていて、頭もいいし、若い性風俗の女性を引っ張っていっていて
とてもかっこいい。彼女のような女性がどんどんでてきて欲しいと望んでいるし、
彼女達の言葉はもっと聞かれるべきだと思うのです。

ポルノは全てダメ、ポルノは全てイイ、というのは他のもの同様極論だと思っているし、
やぱり問題は中身で、どうやってそうなったのかなどのプロセスだと感じます。
それでフェミニストと呼ばれたい人もいれば呼ばれたくないけどやっていることは
同じ、など様々。自分に合ったやり方や呼ばれ方が選べるというのが大事だと思います。
そしてそのやり方、呼ばれ方などを知ろう、学ぼうとするまえに偏見で対応してしまうのが
一番問題。ポルノに対しても、学者に対しても、フェミニストに対しても、質を見て行く
事をお勧めしたい筆者です。

現実的な話に繋げると北米では両方の立場を理解できる教授が少なくないお陰で
支持したい立場の議論をしても自由に話ができる雰囲気があります。
でも日本の学界では反ポルノフェミニストの学者が多いため
支持する議論が凄く出しにくいと聞いたことがあります。
もちろん支持していたり中立派で色々な意見を聞いてくれる学者も
いるでしょうが実際に支持する論文を書き卒業してもそれを元に
仕事が取れない、など先々のポリティクスに繋がるようです。
これをふまえても質をみてほしいし、学者に挑戦するセックス・ワーカーに
頑張ってもらいたいと思う筆者でした。

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by flowfree | 2005-09-25 13:50 | feminism

アニメと人権

うーん、とっても観てよかった!と思えた、
If You were Me : Anima Vision
という、このアニメ作品の集まりはスゴイ。

韓国の国家人権委員会のプロジェクトとは思えないほどの
とても観やすい、家で家族や友人と見れる作品。
それぞれ10分で物語もほとんどが会話のない、ほとんどが優しいイメージのもの。
小さい頃にみたアニメを思い出す作品もある。
観てて気持ちが動いた。芸術的にも個性があって多才なのがわかる。

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特にそう思ったのがAmy Leeという監督のThe Flesh and Boneという作品。
この作品の画質だけが結構ドキッとするかもしれない。
内容は自分の先祖から受け継いできた頭、手足、顔などの”見かけ”の受け入れられ方が
代々変わってくる、というもの。美の基準を問うやり方としてかなりかっこいい複雑な
グラフィックを使う。これは凄く気に入った。欲しいー。

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Be a Human Being
この作品はPark Jae-Dongという韓国でラディカルなアニメ作りといえばこのヒト!という位有名らしい。動物が高校生として学んでいる。先生に体罰を受けながら早く人間になれ、言い返したいなら人間になってからにしろ、と言われる。そう人間の父親にも言われて育った優しいゴリラはその優しさからか、クラスで一番初めに人間になった。クラスメイトにも祝福される。
b0058997_1503892.jpgしかし先生も父親もゴリラに戻れ、という。どうしてか、というと・・・(ここからネタバレ、って書いちゃいます)。どーせ大学に入らないと人間という扱いをされないからだ、と。先生も父親もそれがお前のためだ、という。息子は人間である父親は大学に行ってないのに、と思っていたら、父親は人間の顔のマスクをはずしゴリラの正体を見せ、実は父親はまだ人間になっていない、ということを泣きながら告白した。同窓会に行っても人間扱いをされないから、と人間のマスクをかぶり、人間のふりをしていたのだ。 

”大学を行った者だけが人間という扱いをされる社会” これを人権委員会が選んだの、偉い!!良くやった!!と思う。こういう意識、ある程度日本でも欧米でもあっても、
国家委員会が勧める、というのはほかにあるだろうか。韓国は人権意識がより強いのかもしれない。

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Day Dream 
生まれつき左手と両足が他の子と違う形の女の子とそのお父さんのお話。二人で昼寝をしてるとお父さんは女の子が幼稚園に行こうとしても、タクシーに乗ろうとしても拒否されてしまう夢ばかり見る。最後に似たような状態の子供たちの実写の様子が写る。
これは教育にいいのだろう。あまりにもまわりがネガティブなリアクションを女の子に対してするがそれが事実なのか、事実だからいいのか、どうなのか。小学生のころそういえば道徳の授業でNHKでイジメとか喧嘩とかのドラマを見せられて先生と話す、とかあったが結構ありがちな話で何を話したのかは覚えてないが、”わざわざみんなにみせて話しても実際には使えないだろー”という印象だけ残っている。皮肉なものだ。ネガティブな部分ばかりでなく、こうやって受け入れましょう、という例も入れたら戸惑うヒトにいいんじゃないか、とも思う。

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At Her House
これは働いているけど明るい旦那、赤ちゃんそして働いているのに家のことは全部やらされていて疲れている奥さんのアニメ。何が良かったかというと、良く奥さんが全てやっていて、旦那に不満、っていうと口げんかとか、旦那が暴力、とかとってもネガティブな関係が描かれやすいが、これは旦那が能天気で奥さんの苦労に気づいてるのか、気づいていないのか、のほほーん、と楽しそうで奥さんにもキスをする旦那。(非協力的で無責任なパートナーと言っても実際は様々で乱暴で暴力的な人もいれば一見優しそうだが自分勝手で楽天家というのもいる)奥さんは結局最後は子供をつれて一人立ちするイメージが出ていた。良かった良かった。こういう男性には何を言っても無駄、という感じだ。そうそう、怒るエネルギーも一人立ちのエネルギーに使ったほうがいいよね。

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Bicycle Trip
これは韓国の中で差別されている(たしかイラン人)アジア系外国人男性の話。
仕事場で体の色で差別をされる。自転車にのっていても
まわりに気づかれないように、気づかれないほうがいい、という気持ちになっている。
それで透明人間のようになっているんだと思う。
最後は恋人に”どうみられたっていいじゃない、楽しもう”
と言われて透明ではなくなっていた。うれしそうに二人で自転車に乗っていた。

んー、以上のこれらの作品は売っているようだがわざわざ買わないと観れないかもしれない。
それでも記事にしようと思ったのはこれは韓国の人権やアニメ業界があまり
知られてなかったり、学べる機会がないから自分にとっても忘れないよう
記事を残しておこう、と思った次第。韓国では”女性とジェンダー省”のような
政府のセクションが存在し(英語ではMinistry of Gender Equality直訳すれば性平等省かなー英語の部分クリックでサイトに飛びます)、女性だけの映画祭などを主催している。
そこでは世界の映画はもちろん、クイアの女性(他の映画祭では男性も)監督も応援されていて
知人もかなり招待されたりして参加している。
韓国は映画が熱い!のである。香港もそうだ、って書いたけど
韓国は国費を使って、国の税金を使ってやってるのだから規模が違う。
役人がこれらの仕事をしてるのだから。

日本でもぴあ映画祭とかはどういったアニメとか紹介してるんだろうか。
良く知らないが、これらの作品の存在(できる)の意味をもっと考えて行きたいと思った。

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by flowfree | 2005-09-21 15:45
日本の映画揮発性の女を観た。キャッチコピーは以下:

止まった時間が動いたときそこが私の発火点
熟女のエロティシズム

b0058997_14292787.jpg旦那と別れて一人でガソリンスタンドを田舎で運営する無愛想な中年?女性(石井苗子)
が強盗をして逃げてきたひとまわり若い男(澤田俊輔)に家に入られ、監禁される。
そのうち女性は解放され、男性も自首したいので警察に連絡してくれ、と
言っても女性はせず、男性との同居を望み、ぎこちなさが残りながらも
性的関係持ち始める。男性は段々と嫌になっていき、家を出ると言っても
女性が同意しない。なんだかんだ言っても両方とも不自然に同居を続ける。

この二人の演技、なかなかいい。
だけどとっても気になったのが上のキャッチコピー。
これは映画を観た後にサイトで読んだんだけど
これみてポイントがわかった気がする。
要するに、色々な状況で時間が止まっていた”熟女”が
相手が強盗だろうが男が来たのを良いことに性欲を満足させていき、
相手が嫌がっても要求を続ける、というエロティシズム。

あるサイトでは20代~40代に見える監督は
年上女性が好きなんです、と言っていた。

でもこの女性はプライドを捨ててまで必死になって性を武器に相手を
留まらせようとしているシーンがあり、
正直これは現実にはあまりないよな~と思ってしまった。
強盗が入ってきた、ということで
色んな感情が混ざって思ってもなかった行動ができたりしたのかもしれない。
身寄りがなく、理解をしてくれるヒトもいないだろう
強盗した男の状況と淋しい女性の状況を照らし合わせたのかもしれない。
それで殺されかけたとも思える状況に女性は腹が立ち余計に
自分の性欲もぶつけてもいい相手だ、と思えたのかもしれない。

でも熟女で淋しい女でもプライドあるし。
熟女のエロがこういうもの、と思われたらやっぱり嫌ですねえ。
あと熟女がそれほどエロ、っていうならカメラワークをもっと
近づけてもっとイヤラシくできたのではー?とも思った。
熟女のエロはこんなもんではないですよー^^


読んでくれた方に、ちょっと質問なのですが・・・
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by flowfree | 2005-09-19 14:40 | 映画:女性について

身体を利用できる範囲

人間が人間の身体をどう扱うか、というのに時々考えさせられる。
nicoさんのdigital inkというブログの人体の不思議という記事では博物館のようなところで死体が
一般の人に触られてもいいように展示してある話がしてある。

まあ自分が亡くなったらその死体をどうしたいか、ということもある程度個人の選択ができるのかもしれない。それで体をコントロールする、という意味で思い出したのが友人Bの話。
Bは現在子供が欲しいわけではないのに緊急の事情で急に精子を選び受精しなくてはならなかった。そのために精子提供者の人種、宗教、教育の背景、家柄なども選考の一部として。
状況としてはこうだ。
友人B.卵巣の病気で子宮を摘出するためもう子供ができない。でも自分で子供を生む可能性を残す唯一の方法が”精子を選び卵巣を摘出する前に受精させていつかのために保存”させる、ということ。

しかしこのために色々な興味深い背景があった。

* 父親が金持ちで一人娘のBに子供を持てる可能性をで強く望んだ 
* 恋人がいないため精子バンクで精子を選ぶ(高いけど父親が払った)
* 精子バンクでは色々なタイプの精子を選べる。それで精子提供者のビデオも見たという。

友人Bはユダヤ人でエリートの女性。ネットで恋人探しをする時はユダヤ系のエリート専用サイト(というのがたくさんある)を使用する。でも日々の生活で偶然恋愛が始まる時は相手がユダヤ人でもそうでなくても気にしないようだ。だけど子供を作る相手を精子から選ぶとなり、全ての精子に人種、学歴などの情報が書いてあればどれかを選ぶしかない。それでユダヤ人の高学歴の男性のビデオをいくつかみたようだ。

そのビデオでは自己紹介などで数分自分のことについて話しているらしいがその様子から
本人の体形、話すときの様子、しぐさ、色々と見れて、かなり評価できるものらしい。自分の子供の父親になる相手なのでどんな風に話すのか、変な薄気味悪い感じがする人間ではない、というのもそれで多少は測れる。

やっと一つ選んだらしい。値段やどのヒトにしたか、というのも聞いたがこれは2年くらい前の話でちょっと忘れたし、今友人に聞くのも”ブログ”に書くので、っていうのはちょっと言いにくい。今それはある病院に受精したまま保管・保存してあって、子供が欲しいと思える時まで取っておくそうだ。

その直後にBはテレビのトークショーで、”僕の仕事は精子バンクに精子を提供することです”という男性達が特集されているのを見たらしい。そこでは驚く事実?が話されていたという!

”学歴とかは嘘ついてないけど僕はドラッグ中毒だったこともあるし、数え切れないほどの女性と関係も持ったし、好い加減なものだよ、精子提供って”
と軽く話されてたらしい。まあ、性病やHIVも検査にでるまで時間がかかるらしいし、
個人の交際背景やその他も全て話されている訳ではないからかなりの
謎の部分もあるし、嘘を言われていることもあるかもしれない。
友人Bは、結構現実的でもあるので、
”まあ、私の相手もそんなやつかもしれないけどね。でもわからないものはしょうがないし、誰か相手を選らばないといけないからしょうがない”
と話していた。

筆者にとってはそこまでして子供を生む可能性残さないとだめ?ということ。
彼女は30代で、病気になって子宮をとったり、子供が生めなくなる体になって
ショックなようだ。それはわかるが自分だったらそこまでしたいか。多分しないだろう。
でももし精子バンクにお世話になるとしたら、やっぱりビデオもみて、
人種、学歴も考慮するだろう。なんか子孫を残すということにそこまで
やらないとだめか・・・とも思うけども。

子供を生みたいけど生めない、という人達の中で、child adaptionというのがある。
社会の事情で親のいない子供を引き取る、という方法。欧米では多く行われていて
法的結婚が許されるようになってクイア・カップルでこれを行っている人達が
より目立つ。そうじゃなくても院生の時同級だった女性の子供も公けに
ロシア出身で引き取られた、と本人も話すし、同級生の友人自体がadaptされた、
ということもある。あ、今思い出したがこちらで初めて交際した相手もそうだった。
こちらではもうまわりが慣れているのでアダプトされたヒトだと言っても
フツウに幸せに暮らしているヒトが多いと思う。

という感じで日本では違うと思うし、社会的受け入れもまだまだだと思うが
child adaptionは北米では一般にかなり受け入れられている。
それなのに子供を自分で生むことにこだわるのはやはり生物学的な関係を
子供と持ちたいから。これは日本では当然の考えと取られると思うが
こちらではそのアイデアにチャレンジする、ということも重要視されたりもする。

まあ、生物学的な部分をコントロールする、というのを自分はちょっと
怖く感じている。コントロールしてはいけない部分のようなもするし、コントロールするべき部分のような気もするし。日本との違いを考えながらこちらの中での意味合いも考え続けている。

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by flowfree | 2005-09-18 15:00 | 不思議
筆者もネットを使っているもののはしくれとして気になるこの騒動。
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”avex、2ちゃんねるで人気のモナねこのまねことして商品化”

詳しくはNo!マネッコ!!問題ブログ ~マイアヒのネコは2chキャラたちをパクっている件~ 
の右上、”のまネコ問題のまとめ”に寄ってほしい。

詳しい情報、そして各社関係者(大手企業や無償組織)への
質問、抗議、お願い、確認。そしてそれらの協力が一つ一つ確かな方向に発展している
(例:アルコール問題の組織がavex社長に質問書を渡す)。

avexはzenという会社を急遽作り(その嘘に見える内容の入った会社作りへの
プロセスも説明してある)著作権などの問題は全てzenに託している、という理由で
応対をはぐらかしているようだ。

話によれば本来、このAAキャラが一番初めに使用されたと思われる場所は2ちゃんねる以前に存在していた掲示板らしい。問題は2ちゃんねるが権利を持っている、ということではなく、一般の個人から始まり大勢の個人が色をつけ変化させ使用を広げたAA(アスキーアート:文字などを使った絵などの表現)
が公けに特定できるネット上の場所で多数の人に親しまれているような状態になっているものを、大企業が勝手に申請し、著作権を得て悠々としていること。
特定される場所で主に使われていて、尊重を払うならそれこそ
そこの管理人などに連絡するなどできたはず。
それを連絡せずに商品化し、騒動になったあとに言い訳。

b0058997_15315256.jpgもともとのアイデアは自分ではないのにavexが発表した見解は
”わたしが使用して商品化、著作権を持ったからと言ってあなたが使用できない訳ではありませんよ、使ってもいいですよ”
のような上からの態度。
なんですかこのコミュニティーの文化を無視し、尊重のかけらも見られない態度は。
とにかく話が長すぎるよりも、まとめを見て頂き、多くの方に状況を理解し、
考えてもらいたいと思う。

ブログを使って、そこからでたAAや、記事やマークや表現が
何の断りもなしに大企業に勝手に使われたらどう思うだろうか。
弱者だとみて馬鹿にしているのは明らか。
2ちゃんねるの場合は公けに理解されるのにやっている。

もし販売を止めないなら2ちゃんねる運営に全ての利益を寄付するというのはどうだろう。

この騒動は今後の個人や団体のネット利用を不安にさせる大問題だと思う。


どーせここの元から買ったことないけども意思表示!

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by flowfree | 2005-09-15 15:00 | アクティビズム
Make Your Peaceというブログでとってもクリアな統計がまとめて載っていたので
ご紹介したい。このブログの衆議院選挙で、自民党は本当に圧勝したのかという記事によると実は
投票の全体的割合からみると自民と民主は過去と驚くほど変わりがあるわけではなかった
というのが理解できる。
票の差は民主党のほうが下るが、下った時点で死票になるため、
自民が”歴史的”圧勝のようにみられたが全く歴史的圧勝してなかったようだ。

それが一番象徴的に出たのが東京都のケースだという。

以下の記事は上のサイトから引用。


ところで毎日新聞の集計によると、今回の衆院選小選挙区の有効投票総数のうち、
自民党候補の得票の占める比率は47.8%、
民主党候補は36.4%だったそうです。

しかし、自民党は定数300の小選挙区で、7割以上にあたる219議席を獲得、
民主党は4分の1以下の52議席にとどまっており、
得票率以上に議席数に差がつく、小選挙区制度の弊害がよくわかります。

今回の選挙の小選挙区の総有効投票数は、約6806万票。
自民党の得票数は全国総計で、3251万票余り。
一方、民主党は2480万票強で、両党の差は約771万票でした。

しかし、当選者が1人の小選挙区制度では、次点以下の候補者に投じられた票は、
惜敗率として比例代表の復活当選に反映される以外は、「死票」となります。
当選者が2人以上の中選挙区制と比べ、
得票率と獲得議席のかい離が大きくなる特徴を反映して、
議席数で4倍以上の差がつきました。

象徴的なのは、東京都のケース。
都内25小選挙区の有効投票総数のうち、自民党候補は約50%、
民主党候補は約36%の得票でしたが、獲得議席数は「23対1」でした。

つまり、自民党は伝えられているほどの大勝ではないのです。
それなのにテレビはともかく、新聞までがそういう雰囲気づくりのお手伝い。
かくして、政権交代を不可能にするために自民党が推し進めた、
小選挙区制という狡猾な制度の欠陥を指摘する声は聞こえてきません。


とってもわかりやすい、まとまった記事だ。
東京で自民党候補が50%で民主候補が36%、というのに、
獲得議席数、23対1.そしてその1は管直人ですよね?
死票か・・・このシステム、北米と違うと思うんだけどしっかり説明できません・・・

新聞読んだ?というブログの総選挙で新聞は役割を果たしたかという
記事では新聞がしっかり書けば良かったことを怠ったのでは、という鋭い指摘も。
以下引用です:


今回であれば、新聞は、郵政しか唱えない与党の戦法を徹底的に批判し、年金、外交、自衛隊といった課題について、政治家が関心を示さなくても、独自にしつこく紙面で取り上げることができたはずです。そうした課題を争点にしたがらない政党や政治家を紙面で強く非難し、無理やりにでも議論の場に引きずり込むことも可能だったでしょう。そうすることで、政党や政治家を冷静に評価するのに有益な判断材料を、読者に提供できたはずです。

それこそが読者サービスであり、選挙における新聞の役割ではないでしょうか。選挙後に1面でぼやく前に、選挙期間中にしっかりした仕事をすべだと思います。
個人的には、今回、民主党が大敗したのは、愛想を尽かされたというより、「民主党に共感しているし、強い不満はないけど、今回は自民党に投票しておこう」という人が多かったからのように思います。それだけ、小泉自民党が勝てば社会がよい方向に動くというイメージが強力だったということでしょうし、自民党が大勝利したらどういうことになるか(弱肉強食的、国家主義的な法律が次々とできるかもしれない)ということに対して、新聞が十分に「警告」できなかったということでしょう。


みなさん、しっかり書いてくれていて良く学べた。
これからも彼らのブログにも注目していきたい。
そしてメディアの統一化されたまとめ(自民党圧勝、や、自民党歴史的勝利、など)
にも気をつけて観察していきたいものである。
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by flowfree | 2005-09-13 15:06 | 権力社会というもの
新自由主義の「自由と必然の王国」へ - 「革命」と「ファシズム」

歴史を考えて現状との繋がりを考える機会が多い。
アジア圏、中近東、ヨーロッパ圏からの人間と話す機会もある。
ドイツでは義務教育の一貫として
起きてはならなかったナチ政策の話をしたり
アウシュビッツに団体で行ったりするという。

アジア圏の人間でもヨーロッパの人間でも
中近東の人間でも
色々な人がいる。日本人も含む。
戦争の話が出ると急に防御的になって
自分の立場を正当させるための説明を始める人間
たくさんいる。
見ていて聞いていて情けない。
人間性が良く見える。

最近色々なブログを見ても
正直驚く。
フリーター、サラリーマン、ホステス、タレント、
様々な人間が強いファシズムへの支持を表明している。

これが現状のようだ。それならその現状を認識し、
挑戦続ける。挑戦を止めない。
何かあったらまた始めればいい。
続ける事が大事なんだ。
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by flowfree | 2005-09-12 15:56 | 権力社会というもの

政策としてのメディア

久米の一刺し「自民はおっかない」 というニュース。
思わず久米さんも筑紫哲也と組んで本音か。
そういうリラックスした状態でポロッとでる意見いい。

今までは東京も自民党以外の議員が当選すること多かった。
”都会”は共和党以外を選ぶ人がそれなりにちらばっていた。
でも今回はその割合が遥かに異なり、自民党圧倒勝利。

社民党の辻元清美氏、再選され
土井たか子氏、ダメで

岡田民主党代表、辞任を表明してアピールの仕方が悪かった、と言ってます。

あの、アピールも政策の一部にしないと。
そういうところはアメリカから学んでもいいと思います。
クリントン政権が生まれたのはどうしてか。
再びブッシュが当選されたのはどうしてか。

こういうのにお金使ってプロを雇って分析させてもいいのでは?
この分野は自分のように研究してる人達で得意な人多いです。
アメリカではこういう政策分析に物凄い金掛けてますし
それがまたとにかく一番と言ってもいいくらい効力だしてると
もう北米の大学関係者(特に社会科学や人文学)では当然の話。

良く、だめだったら辞める、っていう議員さんいますが
後のこと考えていてももう身体的に続けられない、ってことなのかな。
ほんとに責任のためなのか、他にも理由があるのか。

今回はボンジョビの応援あっても届かなかったか。
でもしっかり次に向けての話をしているのがすご~く良かった。

「小泉政権で改革が進まなければ、次の総選挙こそ政権交代のチャンス」

希望を捨てずに前に進んでいる。見習いたい。

だけど話によれば民主党は内争が激しく、政策や宣伝を統一するまでの
話も出来ないくらいだとか。
それでグチャグチャがバレればバレるほど信用性を無くされた、とかも。

難しいなあ。だけど
政策の組み方、成功の仕方なども重要な鍵です。

独裁者らを止めるために協力を惜しまない人っています。
物事を一緒に進めるためのカウンセラーだっていると思いますよ。
視野を広げてみて、可能性も考えて新しいことにも挑戦してみるのはどうでしょうか。

でもそんなことよりも一般市民の物事を考える教育を重要視したほうがいいのかな。
うーん、鶏・卵状態ですが前に進むことは続けたい・・・
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by flowfree | 2005-09-12 04:49 | 権力社会というもの