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アクティビスト、フェミニスト、クィアとして活動するとある外国大学関係者の生活の中からの視点。(C)flowfree 初めて寄られる方は、カテゴリ:管理人、の”こんにちは”を読んで下さい


by flowfree
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大学の真相

いやあ、学部の偉いさんが来て私の仕事を観察、
建設的サジェスチョンをし、そして
聞きたくなかったけど聞いたほうが良かったであろう
学部政治のお話しをしていってくれた。。。

まずこの偉いさんはこの1月から新しく配属されて来た人
でスゴイ勢いでやらなきゃいけないことをやってるみたいだ。
今までは正直こんなことはなかったので
何かが動いているのを感じずにはいられなかった。
既に一度話しに行ったらかなりいい人で驚いた。
もちろんリベラルな思考の人で頭も凄く良い優秀な人のようだ。
これは素晴らしい!

なかなか大学の上に配置される人間でイイヒトが収まることって
ないので(現実には嫌なやつほど上に上がるーもちろん、
大学、って環境は普通そうなるのかもしれない)
これは嬉しい驚きだし、更にこの偉いさんはしっかりと
仕事をして、初めから私を信用して
”君と僕のここだけの話だ”と言って色々と話してくれた。
まあ、初めて会った時にこうしてくれたからちょっと驚いた。
でも既に私の背景を調べていて、
"君はこれを勉強していて、こうなんだよね?”
なんて言ってきたからかなり下調べをした後での
私への意見や秘密話のようだった。

私の仕事を観察に来る、といきなり前日の夕方に
知らせがきたのも驚いたが私はいい人、というのが
わかっていたし、実際イイヒトが見に来てくれたほうが
事実を伝えてくれて何かと助かるかも、と思い、
それはいい考えです!お待ちしています。と返事。

そして一部始終見た後、ちょっと話したいから残れる?となり、
話しをした。ちょっとドキドキだったがいきなり
建設的サジェスチョンをくれたのでビビッたけども
いきなりやったから逆に、いや~な気持ちにもならなかったし
とっても助かる内容でよかった。
まあ、しかしかなり褒めてくれたーそりゃあ嬉しかった!
イイヒトに褒められるとスゴイチカラになりますなー。

だけどその後の、お話にちょっとがっくり、かなりぐわわ~んと来た。
いや、私の仕事振りの感想ではなくて
幾度か書いた嫌われ女上司の話だった。

偉いさんいわく、
”また二人だけのここだけの話だけども。
君はそろそろあの上司からこういうことをやられると思うよ。
それもなぜか理由もなく。でもいつもそうだから気にするな。
あの人は直接一緒に働く下の人間が大嫌いで
特に日本人だというと、文化からくる上下関係などをを有利に好きなことをやるんだよ。
あとOOOも、XXXも、おこると思うけど君は君がさっき言った様に
自分の信じるやる方をやってればいいと思う。
僕は~~(大学のあるもの)のルールにはまることならちゃんとサポートできるから。”

おおおおー!!???
キ、キター。。。。
”あ、私、雇われた時からこう言われまして(12月5日ごろの記事参照)
勝手にこうしてね、これはしないでね、できるとしてもこっちが困るから
するならこうなるから、といくつか脅迫みたいのされたんですけど。。。”

偉いさん:
”うん、彼女がそうだから誰もここで働きたくないんだよ(2つ位前の記事参照)。
ほんとに優秀な人間もいなくなってしまう。そのやり方は本当におかしい。
彼女がいう秘書の悪口なんていうのも全く嘘なんだよ。信じてはいけない。”
などなど、秘書の悪口も実は上司の彼女が計算してやっていることのように
言っていた。

実は私は嫌われ上司が嫌っている秘書と実は仲良くて
雇われた時から上司のおかしい態度について共感し(笑)
同士になってしまったので上司の訳のわからない
全く持ってプロ意識のない悪口などの言動はもうちくわ耳なんだ。

偉いさんは”何かの時はいつでも話しにきなさい”と言ってくれた。

だけどこれから起こるどーにも意味のない、学生が犠牲になる
行動をするらしいことを偉いさんに言われた時はかなり
落ち込んだ。素直に学ぼうとしてる、大金を払って勉強して
ずっと良い成績を保ってる生徒さんに対しても
酷い行動を最後にどんでん返しでするらしい。

日本人おばちゃん、狂ってしまったんでしょうね。
偉いさんや秘書など誰もがもう既に知っているから
何かあっても私のせいにならない、っていうのは良かったけども
もう傾向がわかられてる、っていうのも、
それだけ学部は昔からこの上司を煙たがっているのに
どうにもできていない、ってことみたいだ。

そこで私は思った。学生さんの犠牲を少しでも少なくさせようと。
それで色々とプランを考え始めている。

なんとも下らないこの嫌われ日本人おばちゃんの権力意地の姿勢だろう。
一緒に働くイエスマン君はこの偉いさんにどれだけ真実を聞けるのだろうか。

偉いさんが私にこれだけ学部政治の裏側を話す、ってことは同じ立場と見て
言ってくれてるのだろう。
イエスマン君は”仲間、”と見られるかわからないから全く何も言われないかもしれない。
だけどそこは私の下町の情がいてもたってもいられず
イエスマン君に
”偉いさんが仕事振りを観察に来ることになってる?”
と聞いたら
”え?知らないですけど”(彼の授業はみにいかないのかね?)
”あの、私には来たのよ。それで行くとしたらネ、あなたはこの仕事初めての経験みたいだから
私に聞いてもいいけども、偉いさんに、何か知っておいたほうがいいですか、と、
私だったら聞くからさ、聞いてもいいと思うよ”
と忠告。
彼は”あ、そうですか。ありがとうございます。わかりました”
と言っていたが。それでこの授業を見に来た、ってことは内緒ね、と言っておいた。

彼はあまり疑問にも思ってないようだし、政治の状態もわかってないようだし
仕事経験もないので偉いさんからは相手にしてもらってないかもしれないけど
後々にやられることは私も彼も一緒なので
ちょっと親切心で言ってあげてみた。
さて、どうなることやら。

ところで念のため説明しますが私みたいに生徒さんを気にして働く人間は普通
北米の四年生大学にあまりいないので珍しいんですよ。
人権とかに心から時間とエネルギーを掛けよう、と日々感じてる人の
意見なので普通こういうことがあっても何にも考えずに疑問にも思わず
流れに沿って”こういうものなんだ”で物事を取り生徒さんを犠牲にしている
教育者がほとんどです。特に日本も多いかもしれません。あしからず。
by flowfree | 2006-02-06 20:24 | 権力社会というもの